ネット詐欺 | michiruの書斎

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年を取って、初めて分かることは多い(68歳)
 表現は、1に、事実にもとづき、2に、論理性があり、3に、人を幸福にするものでありたい(69才)。私の人生にはに浮き沈み、紆余曲折があった。だからと言って、どれが幸福で、どれが不幸だと言えなかった(70歳)。

インターネットをしていると、いろいろな詐欺情報に出くわす。
 メールで、私に何かの債務があると決めつけ、すぐに一定の金額を払わねば裁判に訴えるという。裁判に訴えるというのは脅しであり、つい言われるままに支払う人があるかもしれないが、その根拠がない。しかも、脅し口調であり、正常な取引なら、もっと丁寧な言い方があると相手にしなかった。
 ネットオークションで何回も遭遇したのは、出品物をナイジェリアの誰か親族に送りたく、所定の金額を入金したいので、通帳の口座番号など教えて欲しいというもので、英語で書かれている。これに応じると英国の銀行の頭取の写真の乗った立派な新聞が送られてきたが、所謂ナイジェリア詐欺であること が分かり、やめた。アダルトサイトをほんのちょっと閲覧した後から、デスクトップに同サイトのいかがわしい写真の付いた請求書が貼り付けられた。見苦しいが、個人情報を伝えていないので、これ以上に追及されることはなかろうと放置していたら、1週間ぐらいで消えた。
 また、最近いきなりトップページに、ネットのトラブルを修正する必要があるから、ボタンをクリックし入会(有料)されたいとのサイトがしつっこくあらわれるようになった。文言だけ見る限り、パソコンが順調に機能するためには入会した方がよいと思われたが、調べてみると、有害でも無害でもない作用であり、結局詐欺文書と分かった。
 デジタルで、その仕組みが分かりにくく、カタカナ文字が次から次と連な るパソコンの文章は意味も分かりにくく、はじめての場所をクリックする場合は十分注意する必要がある。