車積工具で出来ること
現在、熊本を爆走中のカブ達人の方もいらっしゃいますが、車両積載工具で出来る簡単な整備を
車両は、カブ90カスタムです。丸目カブと若干違いますが、ご参考に。
10円玉で、乗って左のカバーを外せば、載ってると思います
工具は右から、プライヤー、8・12スパナ、10・14スパナ、プラグレンチ・19㎜ソケット、23㎜ソケット、+ードライバー、棒。以上6点
今回は、キャブをドコまで分解出来るか?
(19㎜と、23㎜は、今回は使用しません。チェーン調整に使用します)
今回は、コレだけ使用します
レッグシールド(足の風除けカバー)を、10㎜、12㎜で外します。
キャブレーター、エアクリーナーケースなどが丸見えになります。
ガソリンコックをOFFにし、コックの+ネジを2つ、外します(90カスタムの場合は、ホースを凹ますかで、ガソリンを止める必要があります)
① エアクリーナーケースを、+ネジを緩め、また、取付ボルト(頭10㎜)を外します
② チョークワイヤー取付ステーの+ネジを緩めます
③ キャブレーター取付ボルト2本(頭8㎜)を、インマニ側より外します
④ スロットルバルブ取付のフタを、プライヤーで外します
キャブレーターが外れます
エマルジョンチューブ(ニードルジェットホルダー)が、7㎜の為外れませんが、フロート/フロートバルブ、スロージェット、メーンジェット、ドレーンコック、パイロットジェットぐらいが外れます。
これらを、キャブレータークリーナーや、針などで清掃すれば、調子が出ます
(パイロットジェットを外した場合は戻し回転数に注意。)
また、ガソリン漏れ(オーバーフローパイプより)の場合は・・・
このフロートチャンバーのドレーンコックのOリング(黒いゴムの筒)が、劣化して、カピカピになり、ちゃんと栓を出来ていない事があります。ゴム・パッキン類は、新品交換したほうが、後々トラブルも少ないです。
車載工具で、ココまでは簡単に出来ます。所詮車載工具ですが、旅先のトラブルの対処に、少し知識があると、安心感があるかもですよ。
ご参考に