前回のブログで書いた支える側の気持ち、
人それぞれなので一概には言えませんが、我が家ではある日突然始まった闘病の日々、患者と家族の関係は今まで経験してこなかった葛藤があったりします。
先日の大学病院に妻と行って思った事を今回は書きますが、殆ど私の愚痴の用な内容かもしれませんので興味があったら読んでもらえると嬉しいです。
月曜日、凍結治療後の医師の診察がありました。
検査結果や説明がある時は、小心者なのでいつも妻に一緒にきてもらいます。
今回は病院に向かう車の中から、妻が元気がない。いつもは色んな話しをしてくれる妻が、今日は喋らない。
病院に着いてもそんな感じ。
凍結療法でお世話になった医師の診察で、手術は上手くいきました、との説明を受ける。
私的には良い感じ、またカボメティクスで頑張ろうと決意する。
そして、会計を済ませて、車で自宅へ。
帰りの車も妻が喋らない、
そして、自分は思った。
これは俺に疲れたのか?俺の病院に付き添うのが嫌になったのか?
なんでそう考えてしまうのか?
この10年、家族に迷惑を掛けっぱなし、
その思考がどうしても先行してしまう自分は常に加害者意識が抜けない。
だから、妻の機嫌が悪いのは全て自分の責任、とついつい考えてしまう。
でも、冷静に考えると、
妻が機嫌が悪くなる原因は他にもある。
そもそも、機嫌が悪いのではなく、眠かったり、疲れているだけかもしれないし、それは本人にしかわからない。
他にも妻の頭の中では、
子供が言うことをきかない、
友達と揉めた、
仕事が忙しい、
などなど、
機嫌が悪くなる原因となる事を考えているのかもしれない。
そもそも機嫌も悪くないし、怒っていたとしてもその原因が自分とは限らない。
そう考えると、自分が原因の可能性はかなり低くなる。
それなのに、加害者意識が強いと、自分の責任ではないか?とビクビクしてしまう思考の癖が中々抜けないのだ。
今回妻がなんで元気がないのか自分なりに観察をしてみると、
月末に大きな仕事がある為にその準備に追われて疲れが溜まっていて喋らなかった様で、私が原因ではなかった様で安心する自分。ここまでに、5〜6時間かかっている(笑)
機嫌が良くなった妻に、直接聞いてみた。
そもそも、機嫌も悪くないし疲れていて眠かっただけ。自分が原因で迷惑かけてゴメン、ゴメンと強く思われるとそれがかなりのストレスになるのでやめて欲しいと言われた。
ここ何年か、時々あるこの会話。
しかし、どうしても妻の顔色を伺ってしまう。
最後に、じゃあ癌患者じゃなかったら、妻への忖度は無いのか?考えてみる。
結論は、癌患者でも、癌患者じゃなくても、やっぱり妻の顔色は気になるし、機嫌をとったり忖度もすると思う。
そうなると、
それ普通じゃねぇ?
って思って良いかも⁉️
病気以外にも、家族との付き合い方、自分の心の状態、どうすればいいのか?考える事ありますね。