4月15〜4月20日の間入院して、右腎腫瘍に対して血管塞栓と凍結療法を受けて来ました。




 4月15日午前中に入院センターで手続きを済ませて6階の病棟へ。4人部屋の窓側に案内されて看護師さんから説明を受けました。入院は8年ぶりです。




 大まかなスケジュールは、





 4月15日     


 入院手続き、説明、点滴用のルート確保、除毛、採血、胸部レントゲン





いよいよ、始まる、ちょい緊張。




 16日 



 午前9時より右鼠径部の血管からカテーテル使って右腎腫瘍の血管に塞栓術。予定時間1.5〜2時間との説明も実際には45分で終了しました。

 他の医師の話では担当の医師は凍結療法では全国的にもトップクラスの先生の様です。全身麻酔ではなく、局所麻酔だったので、手術中は会話しながらの進行となりました。にこやかな感じの診察時の表情と違って、オペに集中している医師の凄さを感じました。




 17日    


 午後1時から、いよいよ凍結療法に。

 前日と同じく局所麻酔を右の腰あたりに数箇所やったのですが、前日とは違いこれがとても痛くて、なかなか大変でした。その後は右腎腫瘍部へ1.5ミリ位の針を右の腰の辺りから4本刺して、-40〜-50°で腫瘍部を凍結。

 感覚的には、10分を3クール位の感じだったとおもいます。わずか数センチとはいえ腹腔内を-50°にする訳で、最後は体が震えて震えが止まらなくなり思っていたよりもキツかった感じです。しかし、腹腔鏡手術に比べるとかなり低侵襲だとも思います。

 予定時間は2〜3時間との説明も、前日同様1時間50分で終了。やっぱり、先生の手技は凄い様です。



 18日   


 採血、CT検査。CT検査の目的としては、針を刺した腎臓の状況の確認がメインの様です。

 16日に尿カテーテルを入れたのですが、この日に除去してもらいました。CT検査の結果でまだ凍結治療した腎臓に若干の出血が確認できる為、尿の量、色、尿閉塞を起こさないかチェックする様に指示されました。

 血液検査の結果は、炎症反応を示すCRPが7.8迄上がっていて(基準値は0.3以下)39°の発熱。カロナールと抗生剤で対応していくとのことで、抗生物質とカロナールが継続となりました。





19日   


 特に予定なし、病棟看護師による定期的なチェックと退院の説明がありました。



20日  


  朝食を食べて、片付けをして10時退院となりました。






 関東では、私の大学病院を含めて3つの病院で凍結療法が受けられる様ですね。



 治療前の1週間、治療中、治療後の1週間、分子標的薬のカボメティクスは血が止まりにくくなるという理由で休薬。4/29〜から、20ミリ/日で再開予定です。



 今日の外来での採血結果、CRPの値が退院時7.8より9.8迄上昇していたので今も38°位の発熱があります。

今日の外来は泌尿器科主治医だったのですが、主治医の説明ではCRPの上昇の原因は腎臓の部分凍結が原因との事。

 時間が経過すれば、炎症もピークアウトするらしく追加でカロナールを処方して頂きました。

 これが治まらないと、カボメティクスはもうちょっと延期するかもしれません。




 以上が今回の入院の件に関してになります。

 何かの参考になれば幸いです。