腎癌に罹患して、11年目、
ステージ4になって、4月からは9年目です。
ステージ4が確定して以来、手術、スーテント→オプジーボ→カボメティクスと化学療法を継続中で副作用による体調管理が難しい時が結構あります。
オプジーボでは全く副作用は無かったのですが、分子標的薬ではやっぱり副作用が強めに出るので、この副作用とどうやって上手く付き合って行くのかがとても重要だと感じます。
倦怠感、手足症候群、食欲不振など色々な副作用がありますが、便秘に象徴されるように体内の不用物を排出する力、デトックス力も弱まっているのではないのか?と実感する事が多いです。
これまでに参加した癌関連のセミナー、癌サバイバーさんの話しを聞く中で、解毒、排毒、デトックスが重要だと話される方も多い印象。
ここからは、デトックスに対する私個人の感想になりますのでエビデンスに基づいた話ではありませんが、興味があれば読んでみて下さい。
まず、医学、漢方の先生からデトックスとして教えてもらったのは、薬だとタチオン、漢方サプリだとアルファリポ酸、それ以外だとタンポポ茶がいい様で、私はタチオンを病院で処方してもらって飲んでいました。
最近だと、庭に生えているタンポポを使って酵素ジュースを作って飲む様にしています。
次に、便秘に対しては、市販の浣腸を使ったりして便通の改善を促したり、酸化マグネシウムを病院で処方してもらって服用していてそれなりに良い感じに対応出来ている感じだと思います。特に、酸化マグネシウムはその時の状況に応じて飲む量を調整する事で対応可能な事が多い感じです。
次に、最近、娘がお風呂にエンブレムソルトを入れて入浴する様になりました。入浴すると沢山汗をかくので、デトックスには良いかもしれません。
体を動かす事もデトックスには良い様です。無理のない程度で散歩とか。血流が良くなって、デトックス効果が上がると聞いた事があります。
最近暖かい日も増えて来たので、散歩は再開したいと思ってます。
去年の温熱の帰りに散歩した、日本銀行本店近くの桜がとても綺麗でした。今年も、温熱療法と桜の季節の日程があえば散歩したいですね。
散歩しながら、東京の景色を楽しむ。普段、田んぼに囲まれた所で生活しているので、新鮮で心が癒されます。
これは知り合いから聞いた話しですが、
冬眠を終えた熊はデトックスの為に春の苦味のある野草を食べるとか?
本当に?真偽は別にしても、春の苦味のある食べ物は美味しくて大好きです。
セリ、ふきのとう、タラの芽、私が思いつく春先の苦味のある食べ物ってこんな感じですが、春の苦味を食べるというのも美味しいので春先はなるべく食べる様にしています。
癌に罹患すると、食事で何を食べるのか?
そこが1番気になる所かもしれませんが、それによって生じる排出物、これを体外に排出するデトックス力も一緒に考えて行くと色んな効果も上がるのではないかと思っています。