不連続殺人事件 坂口安吾③ 製作レポート | ゆづき24時 2nd

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「不連続殺人事件 坂口安吾 のお話です。

 

不連続殺人事件 坂口安吾

 

 

てんとうむし

 

 

これはまだまだ時間がかかりそうなので

製作過程の日記みたいなもんですよ。

 

 

てんとうむし

  

 
ホント、なかなか進まない
「不連続殺人事件」朗読の準備ですけれども…
 
平次の合間に少しでも進めようと。
 
先日(と言っても半年くらい前だな) 描いた下描きを仕上げた
メインキャラクターたちのご紹介を。
 
 
まずは、
 
ストーリーテラーである
作家の矢代寸兵と、その妻の京子さん。
 
絵を描くためには
一応、本文中にある登場人物の描写には
注意しているつもりなんですけど、
 
矢代寸兵についての(特に外見の)描写って
あんまりなかった気がするのですよねー。
私のメモには「40歳」とあるのだけど、
ありゃ? どこに書いてあったんだったかな、
同年配と思われる友人の歌川一馬が40歳だから
そうメモしたのかしら…?
 
 
本文に出てくる京子さんの説明としては
 
「私(矢代)の女房」
「一馬の親父の歌川多門の妾であった」
「終戦と共に強奪して、東京へ引揚げてきた」
 
一馬の父・歌川多門の妾でしたが
矢代と結婚するにあたって、多門とは揉めて、
強奪するような形で東京に出てくるわけですよね。
妾だったくらいですから、美人でしょう。
 
私のイメージとしては、
先日のblog 「製作レポート①」にも書きましたように
 
水谷豊さん・伊藤蘭さん 夫妻
みたいな感じがいいんじゃないかなーと。
 
 
1977年の映画では
矢代を 田村高廣さん
京子を 桜井浩子さん
がやっておられますね。
 
映画は最近見ましたが、
私のよく知らない役者さんも多い。
 
田村高廣さんは知ってる。
大好きだったドラマ(時代劇?)の
「浮浪雲」
(ビートたけしさん主演、原作はジョージ秋山、
1990~1991放送)
で、
渋沢老人の役をやっておられた。
渋沢老人、一番好きなキャラクターだった。

 

 
超余談ですけど、
「水谷豊さんみたいな感じがいいんじゃないかなー」で
思いついた話。
 
水谷豊さん主演で
伊藤整ドラマ化って良さそうじゃありませーん?
朝ドラとかで。
 
北海道から出てきて
戦争があって、チャタレイ裁判があって
ベストセラー作家になって
日本近代文学館作るのに奔走して。
 
奥さんの貞子さんとか
友人の川崎昇、佐川ちか、
川端康成、高見順、
小山書店の小山久二郎、
あと若い頃の石原慎太郎とか
誰が演るんだろうとか―― 夢が広がるなー。

 

 

てんとうむし