不連続殺人事件 坂口安吾① 製作レポート | ゆづき24時 2nd

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「不連続殺人事件 坂口安吾 のお話です。

 

不連続殺人事件 坂口安吾

 

 

てんとうむし

 

 

これはまだまだ時間がかかりそうなので

製作過程の日記みたいなもんですよ。

 

 

てんとうむし

  

 

 今年のはじめの目標のひとつに

「今年は不連続殺人事件の朗読を…」と書いて半年。

実は、

去年の末に「安吾捕物」の朗読が終了してから

準備は始めていたのだけれど、

ざっとした原稿を作るだけで半年経ってしまった。

 

何しろ、長いですからね。本1冊分ですもの。

それに、月一度の銭形平次平次+αの合間に

少しずつなのででなかなか進まない。

 

 

全部読み終わって、まず考えたのは

 

どうやって進めよう。どうやって作っていこう。

 

何しろ本1冊分だから、いきなり全部は作れない。

今の私のスタイルは、挿絵などもあるので

60分弱~120分くらいのものを

一ヶ月に1~2本あげるのが精一杯。

 

昔、朗読カフェ時代にやってたように

少しずつ、細かく稽古しては録音しUPする手もあるけど…

とにかく登場人物も多く複雑なので、

60分くらいの小分けのものを

1ヶ月に1本ずつでは、

聴いてくださる方が

前回までのお話を忘れちゃいそう。

 

●一冊分のお話を3分割ぐらいにして一気にUPするとか

●作りためておいて、順次UPするとか

●…そもそも、作りためておくなら

その作りためておいた何本かを一気にUPする手もあるな…

 

とにかく

本一冊分、続いているお話だから

聴いてくださる側も

「続きが気になる! 続きを早く!」

って人もいれば、

逆に、続きのUPが遅いと

「前回までのお話を忘れてしまった、もういいいや」

って人もいそう。

 

というか

そんなに視聴数が伸びるのか。

楽しみにしてくださる方がいるのか。

 

いやしかし、実際

前に坂口安吾作品をやったときに

「不連続殺人事件の朗読もお願いします」

ってコメントをいただいたことはあるのだ。

 

 

で、で、

悩ましいのは登場人物のデザイン

 

とにかく登場人物が多いのですよ。

とにかく複雑なんですよ。

 

人間関係を整理するだけでも大変なのに

30人以上の登場人物を描き分けられるのか。

 

実際、文章だけで読んでても

(きっと、絵に描いてみても)

印象がかぶるな、って人物が何人かいるんですけど。

 

これは相当イメージを固めてからでないと…

と、じゃあどうやってイメージを固めるの? と、

 

例えば

仮に、俳優さんなどで思い浮べてみる…

お笑い芸人さんなどで思い浮べてみる…

好きな漫画(漫画家さんの作品)の登場人物を当てはめてみる…

 

しかし、それでもなかなかまとまらない。

 

 

あと、よくありそうのは

一度絵を描いてしまってから、後から気付く、

 

「○○は鼻ヒゲを…」

ヒゲっ!?(描いてなかった)

 

とか。

UPしてからではもう遅い。

これはもう、絵を描き始める前に

原文中に出てくる登場人物の外観などの描写を入念にチェック…

それでも見落としとかは出てきたりするんだよなあ…

 

 

いろいろ悩んで半年。

 

 

やはり、中心になってくるのは

ストーリーテラーである「私」、

作家の矢代寸兵ですが、

 

矢代夫妻は…

あ! そうだ、

水谷豊さん伊藤蘭さん夫妻

(矢代夫妻は40歳くらいですけれども)

みたいな感じとかいいかもねー

 

と思って

矢代夫妻を描いてみたら

なんだか他の人たちのイメージもできてきて

急に、1日で29人描けた。

 

…のが上の図です。

 

仕上げる前に

もうちょっと微調整が必要かな。

ということで、今の段階ではまだ仮のイメージです。

 

 

 

てんとうむし

 

 

次はいつになるかわかりませんけれども