朗読「吾輩は猫である」 、
第8話、
解説というより雑談、最終回です。
吾輩は猫である 第八話 夏目漱石
以下、紹介文の 小分けの章タイトルを
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前に書いたけど、鈴木の藤十郎さんは
香川照之さんとかだったらいいなと
思うのですよ。
催眠術のくだり、おもしろいですね。
「かかりませんな」
「ええ、かかりません」
これも、まんま シティボーイズのコントとかに
なりそう。
甘木先生先生 が帰ったあとに来たのは
哲学者風の 山羊のようなヒゲを生やした
四十前後の男性。
ホントはこの時点では名前はわからないんだけど、
いいや、書いてしまえ。
主人の旧友・八木独仙。
ホントは 苦沙弥先生の苗字が「珍野」だということも
まだ登場してないんだけど、
まあ「吾輩は猫~」は有名ですから
私の絵の中では3話目あたりで
「珍野苦沙弥」の文字は登場させてしまっている。
絵を描いたり、セリフを読む前に
映像化するなら、この人は誰かなー
(もちろん私の想像の中で)
とか考えたりするんですが、
もちろん そんなに具体的に思い浮かばない
登場人物もいるし、
実在する人じゃなく、
アニメとか漫画とか絵であったりすることも
あるのですが…
独仙に関しては、
ヤギのようなヒゲの?
おじいさんじゃなくて 四十前後の人?
というので、現代の俳優さんなどでは
なかなか思いつかなかったんですが、
ふと思い浮かんだのは、
YMOの 高橋幸宏さんとか。
あ、でも
今の高橋幸宏さんとか
若い頃の高橋幸宏さんというよりかは、
「職業選択の自由~♪ アハハーン♪」
ってCMに出てた頃かな。
な、なつかしい…
いや、だいぶ 余談に走ってしまいましたけど、
本編の内容としては、
独仙は
迷亭を金魚麩、
鈴木をコンニャク、
自分を自然薯 にたとえ、
悩みを打ちあける苦沙弥先生に
「消極的の修養で安心を得ろ」と解く。
私としては
自然薯の絵が思いのほかうまく描けたので
満足です。
そして 最後は、
お客がみんな帰ったあとに、ひとり書斎で考え込む主人。
鈴木くんの意見、甘木先生の意見、独仙の意見、
どれを選ぶかは主人次第なんだけど。
夜、とは特に書いてないんだけど
暗い書斎で ひとり考え込む主人が思い浮かびました。
![てんとうむし](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/055.gif)
これにて、第八話、終了です。
ではではまた、
第九話でお会いしましょう!
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