先日、同じ所属事務所の内谷正文さんの一人芝居を見に行ってきました。
内谷さんは約6年前から薬物依存症をテーマにした一人芝居を続けています。
100ヶ所節目公演おめでとうございます!
一人芝居「ADDICTION 今日一日を生きた君」で演じるのは覚せい剤中毒に陥った弟の姿。
あらすじ
10代の時、暴走族仲間との付き合いのつもりで、シンナーやマリファナを使った。
3歳年下の弟もその輪に加わり、そして依存症になった。
つきっきりで見守った。幻覚におびえ、暴力をふるう弟を警察に通報もした。
精神病院に入院させた。殺して自分も一緒に死のうとまで思い詰めた。
自助グループ「ダルク」と出会って回復した弟は、今、働き、妻子と暮らす。
弟さんが落ち着きを取り戻した後、脚本にしたそう。
稽古を見た弟さんは「いいじゃん、兄貴」と言ってくれたみたいです。
自治体や学校などからの依頼があり公演しています。
「クスリに手をだすな、なんて偉そうには言えない。でもやったらこうなる、と伝えることはできる。」
と内谷さんは常に言っています。
今日も濃いめで。