なんだか先月はまったく記事書いてなかった?
こんなブログ見てる人いないでしょ。まあ、興味ある人だけ見てってください。
来るもの拒まず、去る者追わずがさすらいさんのスタイルなので。
さて、昨日夕飯を食べながらテレビを見ていると、NHKのクローズアップ現代で仕事と介護を掛け持ち
しなくれてはならない「ビジネスケアラー」の問題を取り上げていた。
日々、地域包括で働いていると「急に親が認知症になった」とか、「脳梗塞で入院してしまった」
とかの日常的な介護の問題に仕事で直面しているので、さすらいさんかなり麻痺してる。
介護保険という制度もあるにはあるけど、穴だらけで経済的な負担も精神的な負担の完全な
解消には至っていない。
介護離職が増加するということは、当然社会の生産性、パフォーマンスを低下させるということ
に行きつくことになる。更には、家族の介護をきっかけに家族自体が崩壊しかねないことだって
冗談事ではない。
そこでだ、この問題を根本的な解決に導く「極論」をさすらいさんは提起したいと思う。
それは、「養老院の復活」である!
昭和21年に施行された旧生活保護法により養老院の規定があったのだが、それを現代に復活
させるのである。
そもそも「養老院」とは、 身寄りのない老人や社会的、経済的、身体的理由などで
一般家庭生活を過ごせない老人を収容し世話をする施設と定義されており、
年金など国民年金だってフルでもらえたって7万円欠けるぐらいしかもらえない状態で
どうやって生活していけっていう話だ。
だから、そのような方でも受け入れられるような施設を整備していく。
施設介護が良いとはおもってはいないよ、さすらいさん的には。
でも、現実問題を見ようよ。在宅で介護しようにも家族だって疲弊している。
それだったらプロが見た方がいいじゃん!ってことだ。
それも軽度者と重度介護者の2種類に分けて整備をおこなっていく必要がある。
年金の範囲で入れる施設をつくる。これぞ現実世界で高齢者を抱える最大の
セーフティーネットになると思うのだが。
ただしっていうのを付け加えておく!さすらいさんが「極論」と言った訳も。
それは・・・・・・財源という問題を完全に
無視しているからだ!
机上の空論に過ぎないかもしれないが、これが現実になれば「ビジネスケアラー」の
問題、「介護離職」の心配は一発で解決できる、とさすらいさんは思っているのだが。