長年の友人だった廣瀬瞳ちゃんが永眠しました。
久しぶりすぎる更新です。
なぜアメブロに久々に投稿しようかと思ったかというと、アメブロであれば半永久的に記事が残ると思ったからです。
本日長年の友人だった廣瀬瞳ちゃんが永眠したことを、彼女のラインを通して妹さんから連絡がありました。
彼女は去年末期の胃がんになり、去年末の私の誕生日に連絡が来たのです。もちろん最初は普通のお祝いメッセとして連絡が来まして、こんな自分の誕生日を覚えていてくれて、連絡までしてくれたことにとても感謝していました。
そしてその後に8月に胃がんであることが発覚し、余命一年と言われたことを伝えてくれました。
あまりに急なことで言葉にならないほど驚きました。そして死ぬ前に一度会いたいと彼女は言ってくれたのでした。
私と瞳ちゃんがどういう関係だったかというと、漫画繋がりの友人でした。
瞳ちゃんとは2007年ごろに初めて出会いました。新宿のpcオペレーター的なバイトで1フロアに100人以上いるくらいの職場でした。彼女はフロアに入ってすぐの受付の仕事をしていて、受付は数人の女性がやっていたのですが、とびきり美人で他の男子オペレータたちからも注目の的だったのを覚えています。相当モテモテだったんじゃないかと思います。
その頃の私はというと、32〜3才くらいだったかと思いますが人生で一番凹んでいた時期で、まだ漫画も描いておらず、周りのバイトの子たちもみんな20代。音楽の夢やぶれ30超えて未だにフリーターでここにいること自体がとても恥ずかしく思っていました。
周りのバイトの子たちはかつての自分。バンドや音楽やってる人たちばかりでした。
昔であればおそらくその中にとけこんでワイワイできたと思いますが、もう当時の自分には無理で年齢も言えず、ほぼ誰ともコミュニケーションも取れず、ただただ精神的にやばかった記憶があります。
そんな時にはっきり覚えているのですが、端っこに座って休憩していた時に、たまたま瞳ちゃんが隣に座ってきたのでした。
隣に座ったと言っても他の女性の連れと、そのまた隣には違う男グループがいて、そっちと最初話していたかもしれません。
この辺の記憶は曖昧なのですが「私もう30やでぇ〜」みたいな会話が聞こえてきて、その後どうやって会話したのか覚えてませんが、確かこの時に初めて彼女と会話した記憶があります。
とはいえその時の彼女は、フロア内でのマドンナ的存在でとにかくオーラがあり、当時の自分は少し話すくらいで精一杯だったと思います。
この時はそれきりで、私はそこのバイトもすぐに辞めてしまい、今度は渋谷で似たようなバイトに移ったのでした。
通常であれば、もうそれで終わりで、ただの同じバイトで少し話しただけの状態で終わるはずでした。
しかしその一年後くらいに、瞳ちゃんが渋谷の職場に全く偶然に入ってきたのです。
タバコの休憩室で一緒になった時は、こちらを覚えているかはわかりませんがさすがに話しかけました。すると彼女はちょっとしか話したことのない自分を覚えていてくれました。受付で毎朝全員の顔を見ていたからだと思います。
そしてその時には私はもう、この漫画ブログを始めていて、生まれて初めて多少なりとも注目され、仕事も貰えはじめていた時期でした。
彼女に漫画を書いていてこのブログをやっていることを伝えると、実は彼女も漫画やイラストが好きで漫画家を夢見ていたらしく、かなり意気投合して一気に仲良くなったのでした。
とはいえ、私の精神状態は当時まだまだひどい状態で、人とろくに目も合わせられませんでしたし、誰かと喫茶店に行っても正面に座られると固まってしまったり、喫煙所でもかなりやばい空気を醸し出していて、他の人たちからは相当キモいやつだと思われていたと思います。
しかし瞳ちゃんとは全然普通に話せました。自分のアイデンティティーを理解してくれて、尚且つ闇耐性があるというか、おそらく彼女自身にもそういう一面があったからじゃないかと思います。
私としては正直、瞳ちゃんと仲良くなれたことは、かなりのエネルギーというか自信回復につながりました。当時は漫画でも描いている通り、音楽の夢が破れて三十路超えてフリーターでなおかつハゲてしまってエネルギーの拠り所がない状態だったのです。復活したくてもきっかけさえ掴めず苦し紛れに漫画を描き始めた時期でした。自分に興味を持ってくれる人間が現れただけでも大感謝だったのです。しかもかなりの美人さんなわけです。
こんな自分を慕ってくれるだけでも、当時の自分にとっては大変喜ばしいことでした。
ただし彼女とは恋愛関係のような感じにはなりませんでした。
再開した一年の間に彼女は結婚していましたし、私も漫画を描き始めて大きく環境が変わり始めていました。とはいえ彼女を含めた渋谷のバイト仲間たちとの交流は、今思えば私の最後の青春期というか、とてもキラキラした想い出となっています。
その後、私にも彼女ができましたが、直接的ではないですが瞳ちゃんの影響はかなり大きかったと思います。瞳ちゃんと仲良くなっていなければ、多分無理だったと思います。それくらい瞳ちゃんには元気をもらいました。大変感謝しています。
渋谷のバイトをやめた後も、瞳ちゃんは定期的に連絡をくれましたし遊んだりもしました。つき合った彼女と別れた後に慰め会としてカラオケに行ったのがひとみちゃんとリアルに会った最後だったと思います。それは確か2010〜11年ごろだったと思いますがもう10年以上前ですね。
でもその後も、定期的に連絡はくれて、誕生日に贈り物を発送してくれたり、前述したようにメッセをくれたり、私が結婚した後でも、たまに電話で話す間柄でした。
ブログのプロフィールでも私のことを師匠と書いてくれてたり、大変慕ってくれました。感謝しかありません。
だからこそ、「死ぬ前に一度会いたい」と言ってくれた彼女に会えななかったことが後悔でしかありません。
年末と3月に会おうとコンタクトをしましたが、予定が合わず無理でした。5、6月は私はかなり忙しくて気が回っていませんでした。それならなぜ4月に会わなかったのだろうと本当に今後悔しています。5月も一度都内に行く用事があったのですが、場所が違ったとはいえなぜその時に会わなかったのだろう。
こんなに早いケースを想定していなかったことを大変悔しく思っています。本当に残念です。
こんな風に、ブログで思いを綴るのではなく、彼女と直接昔話を交えながらたくさん話したかった。
私は目先の忙しさに気を取られ、どこかで平和ボケしていました。というかこんなに早く逝くとは思ってなかった。
本当にごめんなさい。
こうしてブログを書いたのも、彼女との記憶を少しでも記録しておきたかったからです。私の彼女との記憶は、もっと親しい友人の方や親族の方、旦那さんに比べれば微々たるものでしかないですが、私から見た記憶も少しでも残したいと思ったのです。
アメブロであればきっと長く残るかと思いました。
彼女の漫画
100年後には、今生きてる人の大半はみんな亡くなっていますし、私もそうだし、少し遅いか早いかだけの違いでしかないことはわかっています。
とは言え、この寂しい気持ちはなんでしょう。
私は「あの世」はあると信じていますし、あってほしいです。
いつかあっちの世界で、彼女やみんなとまた会いたいです。
久々に絵日記ブログ始めました
お久しぶりですね。
このブログをよく更新していた頃から、もう10年以上経ちますかね。
本当にあっという間ですね。。。
たくさんの方に読んでいただき、コメントもいただき応援していただけました。
今、なんやかんや生きていられるのも、みなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
10年以上とか本当に信じられないですけど、みなさまはお元気ですか?
ついこのあいだのように感じますけど、かなり月日が流れましたね。
私は今は、結婚もして地元の群馬に住み、実家の鉄工所をやりながら、相変わらず漫画も書いています。
忙しい毎日ですが漫画の仕事もなんやかんや続けていて、今は「本当にあった笑える話スペシャル」で毎月6ページですが描かせてもらっています。
最近は同じ群馬の高崎ですが引っ越しもして、創作的に以前より描きやすい環境になったので、また漫画ブログも再開することにしました。
夫婦生活や日常のネタや過去の話などがテーマです。
更新もなるべく毎日描けるように努めてます。
良かったらまた見に来てくださいね☺
それではまた(*´ω`*)
2018年初記事。みゆちゃん編の続き描いてます。
おひさしブリーフ。
言うの忘れてたんですが、昔中途半端に途中で投げ出してしまっていた
「みゆちゃん編」
の続きをこちらで、実は少しずつ描いてるんですよね。
キヒロの青春という新しい主題で、描いてます。
ちなみに最新話はこちらです。↓
野良犬みたいな娘【キヒロの青春】㊽より
以前ここで描いていた時の続きは、この辺からになるのかなー
↓
アメとムチ【漫画~キヒロの青春】㊺
この前のシャットアウトうんたらってとこで、止まってたと思います。
随分昔なので、完全に忘れている方は気が向きましたら第一話から読み直してみてくださいませ(*´ω`*)
それで、なんでまた続きを描きはじめたかというと、ずーっとどこかで引っかかっていて、とりあえず完結させなければというのがずっとあったんですね。
んでもここ何年もずーっと他の仕事で忙しすぎて、結局めちゃくちゃ時間過ぎてしまいました。
最近もずっと忙しかったので、週一くらいの更新で、密かに再開していたのですが、今後は少し時間が増える見込みなので、更新ペースも少しづつ上げて、しっかり完結させようと思っていますので、良かったらたまに覗きに来てくださいね(*´ω`*)
それではグッドラック(^^)