「○○ちゃーん、ただいま😊今日はお土産あるよ」
猫さんとの浮気を堪能して帰宅したダンナちゃんが、私のご機嫌とりを開始です😝
「えーお土産?なになに?」
リビングで待ってる場合じゃないじゃん❗️ととととと~🐾
私も単純な性格ですよね~♪ダンナちゃんが遅く帰ってきたのに、お土産の一言で😅
「イチゴ好きだよね?はいどーぞ」
ダンナちゃんから渡されたのは、明らかにケーキ屋さんの小さい箱が1つのみでした。
「ん?ケーキ?ショートケーキなのぉ?普通の…😔」
私はケーキは好きですが、普通のイチゴが1個だけ上に乗ってるショートケーキは…あまり好きじゃないんです。
美味しいんですよ!美味しいけど…豪華なケーキが良い❗️
ダンナちゃんがイチゴのケーキって言うから、どうせ普通のショートケーキだろうと思ってしまいテンション⏬。
「普通の?あー違うよ。ロールケーキみたいなやつだから😅ちゃんと愛妻の好みは把握してます」
「どれどれ?……うーん。まあ合格かなぁ。で?なに?お小遣い?悪さした?猫さんは飼いませんよ!」
お土産を自分の手に受けとるまでは、しっぽをふりふり❣️でも、自分の手にお土産が渡った瞬間から態度が一変😝
だってダンナちゃんがお小遣いの中からお土産を買ってくるなんて…裏がある❗️でしょう。
ちゃんと先制攻撃をしておかなきゃね(´∀`)
「えー別になにも😅しいて言うなら……お小遣いをアップして欲しいかなぁ」
やっぱりなーそんなことだと思ったよ。
1日1,500円のお小遣いで、猫カフェに通ってたらね……。
というか、今までどうやって通えたんだ?
「お小遣いアップ?1,500円じゃ足りないの?何に使ってるんですかぁ?お小遣い帳オープン❗️」
ダンナちゃんには、私の指示でお小遣い帳をつけさせています😋無駄使い予防&オイタ防止でね(´∀`)
とはいっても、携帯のアプリですけど…。
はいどうぞー。どれどれ~。ふむふむ……あれれ?
浮気代金の記載がありませんぞぉ。どういうことだ?
「ねーねー○○おかしいよコレ!浮気代はどこにあるの?」
「浮気代?そんなのある訳ないでしょう!浮気なんかしてないもん」
いやいやしてんじゃん猫さんと!それの代金は?まさか…無銭飲食てことはないでしょ。
「猫さんの!……あー❗️これか。コーヒー代が700円?たっけぇなー😝毎日のお小遣いの半分だで~」
奥さまがた、どう思いますか?
毎日のお小遣いの半額を費やしてるんですよ!
その分、お昼ごはんで節約してたから良いけど…。
でもさぁ、お小遣いアップを要求してきた!ってことは、猫さんに貢ぐお金を私に出せってことでしょう?
「俺の癒し代だと思ってくんない?家で飼えないでしょ?」
どうやらダンナちゃんは、ペットとして猫さんが欲しい模様です。
でも、私も母親もダメだから…遠慮してたんでしょうね。
可哀想なダンナちゃんですよね~。
そんな可哀想なダンナちゃんに、私から「ある提案」をしてあげることに(´∀`)優しいでしょう?
「お家で猫さん飼いたいの?じゃあ飼っても良いよ」
「え!マジで?でもお義母さんは接触しないようにしても、○○ちゃんはどうするの?………まさか…」
「うん?私は自分のお部屋で生活をするからお構いなく~。私が居ない空間なら飼えるでしょう?毎日ムダ遣いするより良いでしょ」
優しい私は、ダンナちゃんが猫さんと浮気し放題の環境を提供してあげると言ったのに…。
「絶対そうやって言うと思ったわー😅だから言わんかったのに。猫は好きだけど、家で飼いたいって言うと別居だろうからさ」
別居のなにがダメなの?徒歩20~30秒の距離だよ?大声で叫んだら聞こえる距離だよ?
「離婚とは言ってないよー?その方法なら、愛人を囲えるよ😊愛人と愛妻を持てるなんて…モテる男は辛いですなぁ旦那❗️」
「真面目に話していい?」「どうぞ」
「猫は好きだけど、どっちが大切かは分かるよね?言わなくても😅○○ちゃんと離れるのが嫌だから、カフェのことも内緒にしてたんですよ。猫が飼えても、○○ちゃんが一緒に生活しないなら飼いません!」
「🤧🤧🤧ごめん急に鼻がムズムズしてきた🤧」
あれ?風邪ひいたかな?でも寒気なんかないけど…。
突如としてくしゃみに襲われてしまいました😅
それまでは自分の持っているアレルギーはキウイフルーツくらいだと思っていたんです。
でもどうもダンナちゃんの近くにいると酷くなる気が…。
「🤧……ちょっと離れてー!お風呂入って来て」
ダンナちゃんを追いだして、部屋の空気を総入れ替え❗️
すると、さっきまでが嘘のようにくしゃみがピタッ⁉️
「大丈夫?もしかしてアレルギーだったりするんじゃ…。俺のせいだよね」
「うーん。アレルギーは無いと思うけど…分かんないよ!だって触ったことないもん😖近寄っちゃダメ!あっち行ってー。また鼻がムズムズするのヤダ」
お小遣いアップの話どころではなくなってしまいました😅
くしゃみが治まった私は、ダンナちゃんが買ってきたロールケーキをパクパク❣️
リビングに私が居るので、ダンナちゃんは隅っこで待機です。
じりっじりっと近づこうと試みるダンナちゃんでしたが、私の鼻が距離を察知❗️
「あっち行って下さい❗️私がここに居る間は寄っちゃダメでしょう?もう少ししたら実家に行くからねー」
「病院行く?アレルギーだったら大変だし…。アナフィラキシーとかもあるじゃん」
本気で心配するダンナちゃんですが、そこまで大きな拒否反応は出ていません。
というかさ、ダンナちゃんが触った猫さんが原因なら、ダンナちゃんに病院に連れて行ってもらうのは無理でしょ!
車の中にも猫さんの毛があるだろうし…。
「大丈夫になったもん❣️でも近づいちゃ嫌です。苦しいんだよー。連続でくしゃみするのも」
猫好きが発覚したダンナちゃんですが、猫カフェでの癒しも禁止されることになってしまいました。
知り合いに聞いた話では、花粉症なんかと一緒で、キャパオーバーになって発症したんだろうってさ😅
つまり、ダンナちゃんがせっせと私のアレルギーのキャパを増やしてたんですなぁ。
「もう猫には触らないから安心してね。○○ちゃんにアレルギーがあるなら、絶対に行かない」
別に好きな時に行けば良いのにー😝
私の半径3m以内に寄らなきゃ良いんだもん❣️
「ふぅん。何か私のせいで我慢させてる?別に良いよ。好きなんでしょう猫さん。離婚して猫さんと暮らすって選択肢もあるよー」
念のためダンナちゃんの意見を聞いてあげようとしたんですが、いつもながら離婚の選択肢はダンナちゃんにはありませんでした。
猫カフェに行くことすら出来なくなったダンナちゃんが可哀想だと思うんですよねー。
私と別れれば、猫さんも飼えるのにね❣️
まぁ次のお嫁さんが見つけられないから……仕方ないか。
でも、アレルギーって直接触ってなくても発症するものなんですかね?それとも、単純に風邪だったのかな?
今ではどっちなのか分かんないんです。