今からやるのは遅い、などと考えないことです
これからのひと月と数日間、幾つものハードルが連続して現れるのではないでしょうか。
ダメなのか、無理なのかとは誰でも考えたり感じたりすると思います。
これからのこの期間の過ごし方で、それは決まるのかもしれません。
どちらになるのか、多くの人にとって確実なものはなく、大きな不安となって襲いかかってきます。
微妙な差が、大きな隔たりを作ってしまうことも考えられます。とても不安な時期を過ごさねばなりません。
けれど、あなただけが不安なのではありません。
例えば、読める英文と読めない英文があるのは当り前です。
解けない数学の問題は、誰にでも間歇泉的にやってきます。
一度覚えた知識でも、忘れることがあるのは全く当然のことです。
独りだけ困ったような気になるのはやめましょう。
みんなそうなのです。
受験生くらいの英文読書量で、どんな英文も読むことができるなどという人は、殆どいないと言ってよいと思います。
初見で、これは解けそうもないと思う数学の問題に出遭ったら、寧ろ喜ぶべきです。自分にない発想を得ることができるチャンスだからです。
人間の頭には忘却がつきものです。
それを旨くコントロールして、試験日までになんとかするのが受験生の使命です。
独りだけ、不安がったり、焦ったりするのはやめましょう。
誰でも不安ですし、焦るのです。
合格に必要なことはすべてやる、という覚悟と落ち着きが求められています。今の時期の過ごし方で、合否の分かれが決まるかもしれないのです。
不安でも、恐れでも、焦燥でも、どんな苦しい状態でも、目の前の一問、一文を消化することに集中している受験生が、合格者と名前を変えることになるのではないでしょうか。
これまでやってきたこと、そしてこれからやらなければならないこと、全てを自分のものとしてしまいます。
今からやるのは遅い、などと考えないことです。
少しでも、自分の地平線を広げておくことが、無駄になることはないのです。
できる範囲から始め、そして、できる範囲以上やる意気込みで突き進みましょう。
試験直前まで学力を貯めることです。
もう、マイナスに考える時期は終わりました。
やればやるだけ実力になると考え、大胆に実行し、細心に解答するのみです。
来年の春は、合格者となっています。
逃げない、怯まない、負けない自分を作りましょう。
そして、できる、解ける、合格する自分になるのです。
皆さんを応援させて頂きます。