実力が志望校の合格レベルに達しない人の特徴 | 最強最後の十年を望む

実力が志望校の合格レベルに達しない人の特徴

現在の自分の実力よりも、かなり上の大学を志望している場合、

 

合格するためには当然の如く、大学が要求している高いレベルの学力に達しなければなりません。

 

そのためには、今の自分の実力以上のことをしなければならないでしょう。

 

これも当たり前のことだと思います。

 

しかし、これをしないで、実力が足りない、届かない、とても合格できるとは思えない、と状況を悲観し、

 

やはり自分はダメなんだと、諦めムードになる人は少なくありません。

 

いや、とても多いのだと思います。

 

そんな人を見ていると、とても勿体ないと感じるのです。

 

自分のレベルを上げなければならないのですから、やることも自分のレベルにとどまっていてはいけません。

 

今よりも読解力を上げ、解釈力を磨き、英単語、古文単語、熟語などの数を増やし、

 

歴史知識を充実させ、歴史の成り立ちや推移をみることを重ね、

 

数学の解法力を上昇させ、物理法則を理解し、

 

などといった具体的な学力向上を狙わなければいけません、

 

そのためには、どうするか。

 

今、自分にできる以上のことをしなければならないでしょう。

 

自分の実力の範囲内にとどまっていては、実力を向上させることはできません。

 

これは、誰にでもわかることです。

 

けれど、多くの人は、自分ができることしかやりたがりません。

 

具体的には、

1日に覚えられる量、解ける問題数、進むページ数、考える時間、

 

やる回数、勉強する時間など、全て自分ができる範囲でしか考えないのです。

 

例えば先月の模試で、英文法と語法が弱い、並べ替えがうまくできない、という結果が出たため、それを改善するための問題集とテキストをやることにしたのに、いや、時間がないからやれてませんと答えたりするのです。

 

難しい国語現代文の過去問を、時間をオーバーしても良いから考え、記述解答してみようと言って課題として与えると、次の講習日に、これ、わかりません、と平気で言うのです。

 

倒置型式や強調文の読み方、見つけ方、and , or が結びつけている文章や単語の見破り方を何度も教えているのに、サッパリ読み方の練習をせず、全くわからないままにしておく、

 

などなど、いったい向上する気持ちはあるのか、と疑いたくなる場合があります。

 

自分には到底届かない志望校でも、そこの入学試験を解けるようになれば、必ず合格するのです。

 

そのためには、自分のレベル以上のことをしなければなりません。

 

それをせず、できることだけしかしないで、眠いから寝て、疲れたらやらず、ほんの少ししか日々進展しないのでは、合格は絶対に無理です。

 

本当に合格したいのなら、合格するために必要なことはなんでもやる覚悟が必要になります。

 

合格したい、というより、合格する、と決断することが合格の大前提です。

 

来年の春、自分は合格している、というところから逆算し、

 

そのためには、

 

この問題が時間内に解けて、解けない問題はすぐに見破って捨て問とし、

 

最も失点少なく、最低点などより遙かに上の九割近い正答率を狙う、

 

だから、そのためには、これとあれと、必要なことはなんでもする、やる、

 

必ずやり遂げる、という気迫と信念を持つのです。

 

これから地獄の特訓の日々となる人もいるでしょう。

 

私達もそうです。

 

しかし、それは充実の日々です。

 

振り返れば、楽しい月日となる筈です。

 

暖かい春を迎えに行きます。