AGA対策 国内承認薬「プロペシア」の効果と副作用まとめ② | 20代の若はげと女性の薄毛の予防対策法まとめ

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国内唯一のAGA(男性型脱毛症)治療薬プロペシア

 
それがどんなもので、どういった効果があり、どのような過程を経て効果がでるのかということをAGA対策 国内承認薬「プロペシア」の効果と副作用まとめ①で見ました。

ここでは「プロペシア」の副作用について見てみましょう。
まず知っておくことは、副作用には個人差があり、副作用が現れる人と現れない人がいること、その症状が重い人と、軽い人がいるということです。
そして、もっとも大切なことは、「まだあ完全には分かっていない」ということです。
薬としての歴史が浅いので仕方がないことですが、それもしっかりと認識しておくことが大切です。
いまでも、新たな発表、論文が次々と出ています。

その中では服用した人のうち2%の人に副作用が現れたということが報告されていたり、5%の人に副作用が現れたという報告がされたりと一貫性もあまりありません。

では、どういった副作用があるのか。
ざっとさらってみるとこんな感じです。

眠気
だるさ
うつ
太る
勃起不全

まず、眠気、だるさを見てみましょう。
眠気、だるさは肝機能への影響が原因だと考えられています。
ほとんどの「薬」には肝機能障害があり、それは薬を肝臓で分解、吸収、排泄が行われていることが原因です。
それにより、だるさがでるという事があります。
重篤な症状になれば急性肝炎にもなるという話もあります。

では、うつはどのように起こるのか。
これは公的な発表はなされていませんが、フィナステリド(プロペシアの一般名)は合成ステロイドホルモンであり、外部からステロイドホルモンを摂取し続けると、体内で自然に生成されるステロイドホルモンが減少するということが考えられています。
その結果、神経活性ステロイドが減少し、うつを引き起こすということが考えられています。

次に、「太る」ということですが、
これはフィナステリドの男性ホルモンを抑制する作用と関係しており、男性ホルモンが減少することで、性ホルモンバランスで女性ホルモンが勝り、「男らしい体型」である筋肉質な部分が弱まるということが原因です。
女性的になるということです。
また、これにともない乳房が肥大化するといった例もあります。

さて、最後に勃起不全、EDです。
これが一番深刻な悩みでしょう。
髪の毛は生えても、EDで結局男性としての自信を喪失してしまったら元も子もありません。
どういった過程でEDが引き起こされるのか。
もちろん、男性ホルモンを減少させることが原因となっています。
フィナステリドは、テストステロンと5a-リダクターゼが結びつきDHT(ジヒドロテストステロン)に還元することを阻害する作用がある、抗アンドロゲン薬であるということがポイントです。

アンドロゲンとは男性の精巣で作られるストロイドホルモンの一つで、男性ホルモンのことです。
抗アンドロゲンという事は男性ホルモンを抑制するということです。
男性ホルモンはもちろん身体の男性的機能に関係しており、それが減ればドーパミン分泌などの男性的感情にも影響します。
前立腺肥大症や、前立腺癌の治療でもフィナステリドは使われていますが、その際に精力減退、勃起不全が報告されています。

また、睾丸に痛みを感じるといった症状もあるようです。

理論上は、男性ホルモンであるテストステロンと5a-リダクターゼの結合を阻害するだけなので、テストステロンの量が減ることはないということですが、そういった報告があるのも事実です。

また、もし勃起不全などの症状が出てしまった場合は、使用を中止して、すぐに泌尿器科へ行くことを勧めます。

このように「プロペシア」の効果と副作用を見てきましたが、
もう一度強く言いたいのは、副作用が出るのは5%ほどのひとで、それにもまた重いもの、軽いものがあります。
そういったことを踏まえて、プロペシアを使用することをお勧めします。

実際に、現在の科学ではこの「フィナステリド」がAGA男性型脱毛症のもっとも有効な改善方法だといえるでしょう。
しかし、その前にもっと手軽なサプリメントの摂取、生活習慣の改善、頭皮用シャンプーの使用など、様々な改善方法があるので、それらから試すことを最も強く勧めます。