ごきげんいかがですか

土曜日ははるさん図鑑

ジジイの 独断的な ひとりごとだあ。

甲子園大会

 

 甲子園球場では、夏の全国高等学校野球選手権大会が行われている。47都道府県の予選を争って、それぞれの代表校になった学校が、今度は全国一を目指す。国民は、昔から、もっとも熱いこの頃、野球を時々見て 暑さをしのぐのである。全国津々浦々、試合のある時は、各家庭から、テレビやラジオの大音量が、聞こえてきたものだった。話題にも事欠かない。

  しかし、はるさんは最近はあまり熱が入らない。なぜだろうか。「郷土愛」の減少にある気がする。各県の代表校には 全国から有力な選手が集まっている。言い換えれば、全国の有望な中学生がスカウトされ、集まり、彼らによって その学校のチーム編成がなされていることが多い。(そうでない学校も当然ある)みたまえ、代表校と言いつつも、出身中学をみると、他県からきている場合が多いじゃないかあ。熱が入らない原因の一つがそこにある気がする。

 他のスポーツでもそうだ。例えば高校駅伝だって、全国から 有力選手が集まってくる。いや今頃は、遠い外国からも留学生としてやってくる。そして、県の代表校で活躍するのだ。たとえ優勝しても、今一つ万歳が叫べないのだ。「あの魚屋の坊主が、甲子園に出るらしい。」「へえ、すごいじゃないか。」と 郷土感があった。熱も上がっていたのは昔のことか。

 今や、住民票を動かして、代表校になりそうな学校に通う。文句も言いようがない。これをどうするか。「中学校規制」はどうだ?県内の中学校出身じゃないと、出場を認めないのだ。だったら、小学校から、移住するか?いやいや、親の転勤で転校する場合はどうなるんだあ? ええい、やっぱりややこしいな。要は、あんまり「郷土愛」による対抗意識をもって、観戦しないことかもしれないな。

 

では ごきげんよう さようなら

※本日 岡山県代表 学芸館は7:1で敗れました。残念。