ごきげんいかがですか

月曜日は、俳句週歴 を

 

山百合や母には薄暮父に夜

言葉 ;薄暮  夕暮の漢語的表現

季語 ;百合

五感+;視覚 

感想 ;選を悔やんでる面がある。正直分からないのだ。

    イメージがわかないというのが、正直なところか。

    母は薄暮?父は夜?

    石 寒太は、「うまい表現だ」と書いているが・・・・。

    薄暮の中で、白く浮かぶ百合が、母という感じがして、

    真っ暗の中で、ぼんやり白く浮かぶ百合が、父のようだと感じたのだろうか。  

作者 ;堀井春一郎

    東京生まれ 天狼同人なら、 山口誓子系。慶応大学卒。

作品;全体としては、耽美的露悪趣味といった風情情痴俳句とののしられたようだ。

この句について、塚本邦雄の「黄昏を母に献じ、父のためには夜のくだちを贈らうといふ子の心、殊に父については、一日の果ての死の深夜を餞らうとする真意を、父母すら解し得まい。」(「百句燦燦」)

を読むと余計に分からなくなる。

他の句 見ない方がいい。 

 

※はるさんの川柳メモリー

     芽のうちに摘んで牙にはさせまいぞ

題   牙

コメント;生徒指導みたいで、我ながら、くだらないと思う。

     摘み過ぎると、後々結局困る。

年   ;2018

 

※朝日俳壇言いたい放題

描け詞というのかダジャレと言うのか。

章選 2句目

「為すことが」と「茄子の花」とが結びつかない。

ふと、「なす」の描け詞なのかと、笑った。

なあんだ。

茄子の花は、花をつけると必ず実をつける。そのあたりからのイメージを探したが、外れた。

選者は花言葉「つつましい幸福」なんて言い出すから、余計に惑わせれる。

いや花言葉も俳句で使えるのか。

使ったことないなあ。読んだ人も分からないだろう。

れおな選3首目

「千々」と「知事」とがかけてある。

さてどうなる 東京都。

(小池さんでしたね)

 

ではごきげんよう さようなら。