ごきげんいかがですか

月曜日は、俳句週歴 を

青梅が闇にびっしり泣く嬰児(えいじ)

言葉 ;嬰児 嬰は生まれたばかりの子の意味 嬰児は普通1、2歳の赤ん坊の漢語的表現

季語 ;青梅 

五感+;聴覚 の方が強そうだ。 

感想 ;梅の実はなんともいえない良い香りがする。うまそうだが、そのままで食べるのはよした方がいい。ここでは嗅覚ではなさそう。季節になると、梅を収穫し、塩漬けの準備をする。そのために、家の中でも、びっしりと広げている。闇なので、見えないが存在は感じている。ああ、赤ん坊が泣いている。見えないけれど。と言う所か。

 我が家にも梅の木が数本あった。しかし、今は一本もない。もったいないと言われつつ、切った。

梅は、家族に好まれなかった。

作者 ;西東三鬼

    岡山(津山市)生まれ。歯科医をしながら、新興俳句運動に力を注いだ。

    師は持たない

他作品;水枕ガバリと寒い海がある

    が、一番有名かな?

 

川柳メモリー

休む日の無かった暗い過去を持つ

題   休む

コメント;やたら忙しい時期があるもんだ。休む日の無いこともある。

     最近働き方改革なんてことも言われている。休まないと、何かとひずみができるからな。それは、家族をも巻き込んでしまう。川柳で、暗くなってどうする。

年   ;2018

 

※朝日俳壇言いたい放題

 れおな選 

 1句目

 「ピアス揺らして」が実にいいなあ。でも、ボウフラでなくてもいいような。ボウフラがからいいのか。

 3句目 

 新ジャガのくぼみが、子供のえくぼと似ているとみるのは、鋭いなあ。思ったことない。

 「に」にして、「な」でないのが いいんだろうな。分からないけれど。

 では、ごきげんよう さようなら

野はぬれて朝あじまりぬ花胡瓜(きゅうり)