ごきげんいかがですか

土曜日は、はるさん図鑑。ジジイの独りよがりの独り言 

マーキング

 

犬や猫を飼っている人は、マーキングをよく知っている。犬の散歩にでも行くと、しょっちゅうおしっこをする。少しずつだ。これは、自分の匂いをつけて、テリトリーを主張するのだと信じている。「おれの、守備範囲だ。入るな。」と言っている。陸上動物のすべてがするのかどうか、はるさんは知らない。

 「我々も動物だから、ところどころにおしっこをしたら、猪除けになるんじゃないか。」という老人に会った。なるほどとうなずいた。近年、猪の被害は、大きい。何か月もかけて育てた野菜が、稲が、一晩で全滅する。彼らは周りを囲んでも、欲しいものとなれば、いとも簡単に手に入れる。今のところ、電気柵か鉄柵かぐらいしか有効方法はないようだ。もし、これにマーキングが活用できると、画期的ではないか?

 確かに、猪の嫌う匂いの薬も、広告で見たことがある記憶がある。効果のほども、どんな化学物質で作るのかも知らないが、もっと自然で簡単な方法があるじゃないか。

 人間が大切にする田がある、畑がある。人間も動物として、自分の縄張りとして、もっと主張しようじゃないか。幸い、猪の鼻は、とてもいいという。それも逆手に取る。量は要らない。人間のおしっこを、薄めて噴霧器で、農地の周りに散布するのだ。これぞ、自然農法の極致ではないか。ひょっとして、・・・・ひょっとして、・・・・効果があるかもしれない。

 

 ※マーキングはおしっこだけじゃない? なら、猪除け薬の可能性は広がるな。 

 ※雨が降ったら匂いは流れる? 展着剤で逃れないようにするのさ。

 ※だいたい、人間の匂いを嫌うのかい? 罠の餌は、人間臭がすると食べないと聞いたぞ。

ではごきげんよう さようなら