ごきげんいかがですか
月曜日は、俳句週歴 を
谿(たに)声や立夏の簾(すだれ)下ろしけり
言葉 ;谿声(たにごえ)とは谷川の流れの音 ふつう「けいせい」と読む。
季語 ;立夏
五感+;聴覚
感想 ;夏になり、簾を下ろした。谷川の音がする。と言うもの。
流れの音といよいよ始まった爽やかな初夏の感覚がマッチする。
ただ、「や」「けり」と切れ字を二つ使っているのは、抵抗感が強いな。
作者 ;岡野知十
俳人。北海道日高様似(さまに)に生まれる。 1901年8月『半面』を創刊し、「新々派」俳風を鼓吹、正岡子規の「日本派」や角田竹冷の秋声会に対した。(以上ネットから)とあった。反子規派ってことだな。様似(さまに)は、襟裳岬の近く(隣)にある。
他作品;うーーん パス。古い人だな。
川柳メモリー
舟降りて揺れない大地踏んで生き
題 舟
コメント 欄の一番初めに取り上げられた。
時代によって、揺れ動く行政に、翻弄された自分が恥ずかしい。
退職したらには、自分の信じる道を歩む。と粋がった。
年 ;2018
※朝日新聞の俳句欄は休載でした。