ごきげんいかがですか

月曜日は、俳句週歴 をご一緒に

赤い椿白い椿と落ちにけり

  河東碧梧桐

言葉 ;なし

季語 ;椿

五感+;視覚 ひょっとすると聴覚も

感想 ;あまりにも有名な写生句。

    この頃の碧梧桐は、子規の指導の下、写生の句を求めていた。

    子規は「きわめて印象の明瞭なる ...」とほめた。碧梧桐は蕪村の句も尊重していた。

作者 ;河東碧梧桐

    松山生まれ

    子規がなくなると、虚子と対立して、新傾向俳句運動をおこした。 

    自由律へ転じた。そして、種田山頭火 尾崎放哉などを生む。

    その自由律から

他作品;曳かれる牛が辻でずっと見回した秋空だ

俳号 ;知りません

落椿呑まんと渦の来ては去る 福田

どうも椿は落ちたものが、詠われるようです。

川柳メモリー

    それぞれの願いが天へどんど焼

題   ;願い

コメント;とんど(どんど)焼きでは、習字を燃やし、高く上がると上達するなどという。

     習字でなくても、人々は、無病息災を願う。人それぞれに違いはあろうが。

     正月行事を川柳に組み込んだ。

年   ;2018

 

 

では御機嫌よう さようなら。