ごきげんいかがですか

月曜日は、俳句週歴 をご一緒に

足袋(たび)つぐやのノラともならず教師妻  杉田久女

言葉 ;足袋;和装の靴下 つぐ:つなぎ合わせる。繕う。

    ノラ;イプセンの人形の家の悲劇の主人公の名。自分を人形のようにしか愛せない夫を捨て、家出する。

季語 ;足袋 冬

五感+;+

感想 ;良妻賢母でありたいという思いと、俳句にいきたいという思いと、夫の無理解とうで苦しんでいたのだろう。自分をノラと重ねつつ、そのように生きれない自分のもどかしさが、交錯する。 

作者 ;杉田久女

    明治23年鹿児島生まれ。19歳で結婚。俳句は虚子に学ぶ。激しい性格の為、除名され、句作を断念。家庭不和もあり、心を痛める。持病の腎臓病で絶命。

    夫は画家。断念し教師に?

他作品;花衣ぬぐやまつはる紐(ひも)いろいろ 

    なかなかなめかしい。

俳号 ;ないでしょう。

 イプセン ネットより拝借

川柳メモリー

親も子も読んで倉庫にある漫画

題   ;漫画

コメント;親もまた漫画世代だった。

     漫画は三国志か。

     おっと、今はアニメと言うらしい。

年   ;2017

 

では御機嫌よう さようなら。