ごきげんいかがですか

月曜日は、俳句週歴 をご一緒に

迷い子のゐる交番の水仙花   木山捷平

言葉 ;交番;駐在所 

季語 ;水仙花

五感+;視覚 嗅覚

感想 ;なんてことないそのまま。写生句と言うのだろうか。

    しかし何となく、その場の風景が頭に浮かぶ。

    田舎の交番か。迷い子は、泣いてゐるのだろうか。

    慰めるように、水仙が揺れている。

作者 ;木山捷平

    詩人 小説家 岡山県笠岡市の出身

    初め詩を書いた。後、小説を書き始めた。

    俳句は、作家仲間が集まる句会に行っていたようだ。

他作品;見るだけの妻となりたる五月かな

    食道がんで死亡 64歳 たしか。

    最後の俳句も、捷平らしい。 

俳号 ;ないでしょう。

 

川柳メモリー

人形を操るように子を育て

題   ;人形

コメント;そんなことできない。

     そうしようとしたことは事実で、反省している。

     心が、痛む川柳であり続ける。

年   ;2017

 

では御機嫌よう さようなら。