カムカムエブリバディ

 

新聞の無い月1回の朝です。

新聞離れが進んでいて、各社苦労してるそうですね。

ネットの普及が原因でしょうか?

しかし、月一回のお休みはきちんとある。

ネットにはお休みはないのにね。

おっと、時間です。

 

俳句を作ってみたくなったら、俳句ワールド

今日のテーマは

 

擬人法 

動植物や無生物を人間のようにみなして表現する方法です。

ポイントは、誰にでも共感できることが大切です。

 

木の芽中那須火山脈北走す    松本たかし

(山が走るはずありませんよね。走っているように見えた)

 

高熱の鶴青空に漂へり      日野草城

(鶴が高熱を出しませんよ。出るかもしれませんが。そのように感じた。実は作者が高熱を出していた。)

 

畦塗りてあたらしき野が息づける 加藤楸邨

(野が、息づくことがありましょうや。そうみえた。)

 

せっかくなので漱石せんせいから探した。

 こがらしや海に夕日を吹き落とす  漱石

 

 雨晴れて南山春の雲を吐く     漱石

 

 ちと休め 張り子の虎も 春の雨  漱石

 

有名なところを一句

海に出て木枯し帰るところなし  山口誓子

 

まとめ 自然も私といっしょに生きている ぐらいの感覚を持つことがいいのかもしれませんね。

今どきの季語例

3月14日 啓蟄 春の夢 人事 春の夢みてゐて瞼ぬれにけり 三橋鷹女
3月15日 啓蟄 初音 動物    耳遠き老母に伝えし初音かな 鶯庵
3月16日 啓蟄 青蛙 動物 青蛙おのれもペンキぬりたてか 芥川龍之介
3月17日 啓蟄 彼岸入り 人事 毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規
3月18日 啓蟄 動物 止まりたる蝶のくらりと風をうけ 深見けん二
3月19日 啓蟄 風光る 天文 風光る入江のぽんぽん蒸気かな 内田百間
3月20日 春分の日 春分 時候 春分の日に分けし菓子まっぷたつ 鶯庵 お粗末

 

では御機嫌よう さようなら

 

※ もう少しで 1年間の地区のお世話係が 終わります。

      昨日組の総会が無事終わりました。やれやれでした。

   はい、お疲れ様。

   

  それにしても、12月末に発注した車(アルト)が来ませんねえ。

       (その後電話がありまして、4月になるそうです。)