医者の糾弾をしているブログはいくつか読みましたが、私の苦い経験を書いてみます。
まだ会社員の現役時代。
風邪をこじらせて、近所の医者に行きました。
すると、レントゲン写真を撮るというので「先日、会社で撮ったばかりですけど。」
というと、
「そんなもんじゃ分からん!」
大声で怒鳴られてしまいました。
大きなレントゲン写真を撮って
「肺に影がある。この写真をもって、出来るだけ早く、都内のJ大学病院の呼吸器科へ行きなさい。」
というのです。
忙しくてなかなか病院へ行く時間を捻出するのが大変ですが
土曜日の午後、飛び込みで行きました。
呼吸器科へ行って、事情を説明、レントゲン写真を見せると、医師は一目見て
「循環器科へ回す」とだけ。
循環器の医者は、しばらく様子を見たいという。一週間後に再診、これをなんどか繰り返して時間を無駄にしました。
ある日「特に症状もないから、しばらく様子見にします。」
意味が分からず、確認すると、「もう、来なくてもよい。」ということです。
あの近所の医者の剣幕はなんだったんだ。
ワイフも、この近所の医者にやられて、10年もJ大学病院に通いました。
難病の疑いがあるというのです。
10年目にJ大学病院の担当医がやめることになりました。
あとを引き継ぐ、医者を紹介されたましたが
紹介先は、なんとワイフをJ病院に送り込んだ近所の悪徳医者。
患者を回転しているだけじゃないか!
ワイフは、近所の悪徳医者に戻ると、またレントゲン。
「肝臓が肥大している、肺に影がある、胆のうが妙な形をしている・・・・」
難病には全く触れないので、ワイフが訊いてみると
「あぁ、あれは、たいしたことないや!」
この話を聞いて、私はワイフが、近所の医者に行くのを禁じました。
そのご、その医者はガンで亡くなったという噂を聞きました。
ワイフは難病でも何でもありませんでした。
思い当たるのはJ大学病院が改築され、その壁に高額寄付者の名前が沢山刻まれていたということです。
近所の悪徳医者も多分J大学の出身者で、資金集めに協力していったのでしょう。
今朝、早起きして、時間が余ったので、こんなことぉ思い出しました。