小学生の頃の思い出で1番印象に残っている事は?

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第二次大戦中
学童を戦火から守るために
集団疎開がはじまった
 
昭和19年の夏休み
小学校4年生の時に
新潟県の赤倉温泉に集団疎開に行った
 
住所は今でも覚えている
新潟県中頸城郡名香山村字赤倉
香雲閣
 
朝の朝礼
妙高山を背にして先生の訓話
ラジオ体操などあったが
 
 
その冬は豪雪になり
朝礼どころではなくなった
 
疎開地でも食糧不足で
豆かすご飯など食べているうちに
ガリガリに痩せてくるものもでてきた
 
シラミが沸いて
誰が持ち込んだのか犯人探しもはじまった
 
次の夏
私は一人で遊んでいるうちに
桑の実畑を見つけ
夢中になって頬張っていて
酷い下痢と嘔吐に襲われ、職員室に寝かされていた
 
丁度この時、母が面会に来ていて
この様子を見て
東京に一緒に連れて帰ってくれた
 
間もなく終戦の詔勅が下り
命を長らえることができた