日本人的発想で
英語のジョークを考えると
全然通じなくて恥をかくことになる
(1)スターウオーズの日
5月4日がスターウオーズの日との説
なぜならば5月4日は May the 4th
映画スターウオーズの中のセリフに
メイ ザ フォース ビー ウイズ ユー
なる言葉があり
こちらのフォースはforceで
4thとは発音が全然違う
これ通じないと思うけどな
【2】英国帰りのジョーク
昔、映画俳優で斎藤達夫という人がいた
一見洗練されていて英国紳士のよう
この人が英国で
タバコの火をつけるのに
マッチを借りた
マッチ箱を返す時に言ったとされるお礼の言葉
マッチ・オブライジド
マッチ箱のマッチと沢山の意味のマッチを引っかけたジョーク
さすが斎藤達夫ということになったが
ちょっと待てよ
借りたのはmatchbox
お礼の言葉は
much obliged(深く感謝します)
match と much じゃ発音もスペルも違う
こんなジョークが通じるはずがない
(3)アリゲーターとクロコダイル
ワニの種類の違いです
あるアメリカ人が日本語の「アリガトウ」が覚えにくくて
アリゲーターと覚えていた
あるときお世話になったお礼を言おうと思って
うっかりクロコダイルと言ってしまった
このジョークらしきものを
真に受けて本当に「面白い話」としてアメリカ人に話した奴がいる
もちろん聞いたアメリカ人はなんのことか
チンプンカンプン
カタカナで書けばアリだが
片やarigatou 片やalligator
ariとalliじゃ発音が全然違うでしょう
人から聞いた話をそのまま使っちゃいけませんね