古い話で恐縮ですが

私は1972年の4月にはじめてアメリカの土を踏みました

 

なにがなんでも英語に慣れねばならない

ということで週末は英語の新聞

HOUSTON POST やらHOUSTON CHRONICLなどという新聞に

隅から隅まで目を通していました

 

その中で目立ったのが求人広告で

GIRL FRIDAYを求む

ガール・フライデーってなんじゃろう

「金曜日の女性」

まさか週末だけお相手してくれる女性を求むじゃないでしょう

そんなもの堂々と広告募集するあけがない

 

こんな映画もあったようですね

 

 

色々調べてみると

語源は「ロビンソン・クルーソー」にありました

孤島に流れ着いたロビンソン・クルーソー

ただ一人の部下は元人食い人種だった若い男性

ロビンソンの身の回りの仕事をなんでもやってくれた

ロビンソンは彼をフライデーと名付けました

 

こんなことから

アメリカで女性秘書

なんでもこなしてくれる女性事務員を

GIRL FRIDAYと呼ぶようになったようです

 

イメージとしてはこんな感じ

 

今みたいにパソコンやスマホがない時代

文書作りはタイプらイーター

机の上で事務作業

電話の取次ぎもする

 

訪問先のドアの向こう側に陣取っていて

”Hello, may I help you?"

 

用件を告げて相手が忙しくて待たされると

Do you like a cup of coffee?

コーヒーまで入れてくれる親切さ

「アメリカ女性は良く働くな。

能力も凄い!」

正直な私の感想です

 

 

私の仕事の性質上

日本からお客さんを相手の会社の工場に案内することが多い

 

工場でも男性に交じって

男と同列の仕事をこなしている

 

案内してくれる工場長も

These girls are・・・・・・

と女性をgirlと呼称していました

 

私が初めてアメリカの歯医者さんへ行ったとき

お医者さんが

「治療は終わったよ、あそこのガールにお金を払って

かえっていいよ。」という。

そこにたのは皺くちゃのお婆さん

アメリカでは彼女もガールなんだ

と感心してことがあります

 

 

こんな話を以前ブログに書いたら

アメリカ在住の女性から

「女性をガールで一括りにするなんてけしからん。

Googleでgirlを検索すると・・・・・

と女性の蔑称を使うとは」

とお𠮟りを受けましたが

私が書いているのは1972~1982年の間の私の経験ですからね。

今の男女同権時代の話ではありません。

私はトラブルは嫌いですから

そのブログは削除しました。