万人に効く薬…
万人に良い食事というのが存在するのか?
と最近思うようになって来た。
人はみんな、遺伝子が違っていて、腸内細菌叢も異なって、生活環境も千差万別、生活習慣も多様性を持っている。
ある人に効いた健康法がある人には効かない。
こんなことは日常茶飯事ではないか。
効果があった人は良かったねー…だが、効果のなかった人たちは、どうすれば良いのでしょう?
これを解決するために、オバマ大統領がアメリカでは10年ほど前から個別医療あるいは精密医療というものが推進し、今に至っているわけだ。
日本での現状は、まだまだ個別医療には遠いものだけどね…。
栄養解析やバイオメッド検査、遺伝子検査…など保険診療にこだわらなければ身体を個別性を持って診療することも可能になって来ている。また、こういった方法を用いて、初めて正しい方向性を決められるのかもしれない。
まだ十分な診断ツールやデータベース、理論や治療薬が揃っているとは言い難いわけだが、一つのアプローチとしては魅力的なものだ。