こんにちは、中村です。
種苗業をはじめて約80年。どうせ仕事するならば、環境や人々のお役に立てることでメシを食いたいのです。
健康を増進するための家庭菜園や農業の方法を日々研究しています。
体に障害や病気をされている方やご年配の方は実感していると思いますが、私も外食が続くと体も頭もスッキリしません。
さまざまな先生や諸先輩方が言われているように、「食べ物の内容で」「明日の健康が左右されます」は本当のことと思っています。
人間の細胞の数は60兆個と言われています。こうして文章を書いている間にもいったいいくつの細胞が死んで生まれ変わっているのでしょうか。
もしかして数万個? いや、それ以上かも知れません。
24時間で生まれ変わるのは、食べ物の栄養分を吸収する小腸の細胞。一番長生きなのが骨の細胞で約10年だそうです。
ですから、先生方がよく言われているように、約10年ですべての細胞が変わる。別人になっているわけです。
そんな細胞の生まれ変わりは、体が勝手にやってくれているのですが、細胞をつくる材料を私達人間は自ら作ることができないのです。
細胞の材料の主なもの「タンパク質」これは、人間はつくれます。でも、タンパク質の材料のアミノ酸はほとんど人間は自らつくることができません。
特に「必須アミノ酸」は植物につくってもらうしかないのです。ですから、どんなアミノ酸を植物につくっていただくかは、健康を願う私達にとって、とてもとても大切です。
そこで、家庭菜園で健康増進のための最初の一歩。種蒔き。
ヒトも元気な赤ちゃんを産むには、元気な女性と元気な男性が必要です。
元気な畑と元気な種が必要です。それと同じです。
そして、幼児期までの環境の大切さをうたった「三つ子の魂百までも」と同じように「苗半作」と昔から農業では言われています。苗の大きさの時に、すでにその後の生育や収穫量は半分決まっている。と言う意味です。
昔からの体験から産まれた言葉です。ですから、良いものをつくる農業者は、種蒔きの土や苗作りの土はこだわるのです。
おもしろい実験を以前しました。
種が最初にふれる水の違いで生育に差が出るか実験。
結果は、水道水 < ペットボトルの水 < わき水 < 農業用浄活水器。
農業用の浄活水器の水が一番生育が良かったです。
スポーツの試合でも試合への入り方で勝敗が決まります。最初が肝心なのです。種が最初にふれる水は大切です。まさに産湯です。
しかし、最初の水はこだわれるかも知れませんが、普通は水道水ですよね。そこで、「土」が登場します。
土はしみ込む水を変化させているようです。ホームセンターの土からしみ出る水を舐めると、うえ~ぺっぺっ!です。元気な土からしみ出る水を舐めても違和感ないんです。
たまにテレビで、食材ハンターが畑の土を舐めているシーンをみます。食べる方の健康を増進する野菜が育つ畑の土は食べられて当たり前ですよね。
土の違いで生育が違います。双葉の大きさ暑さがすでに種まき後約1週間でこんなに差が出ます。
左の土は「畑懐の土・畑」(はふうのつち・オリジナルの土です)、右はホームセンターの土です。
うちの土はしみ出る水を舐めても違和感ないです。
この春も近くのベテランおじいちゃんが、お店に来て
「種蒔きの土、あ~これこれ、高いけどこれいい、良くできた」と買っていただきました。
そのおじいちゃんの畑の土にはうちのおすすめ肥料や堆肥は使っていませんが、種蒔き、苗作りのところだけ「良いもの」を使うことで「よい結果」が出たことを実感されたようです。
植物が最初にふれる水、最初に根を出す土、はじめが肝心です。植物が安心して自分らしく生きていくために、アミノ酸ひとつ作れない私達が出来ることは、手助けだけ、お手伝いしかできません。
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