困っていること

もう10年近く心療内科には行っていないが困っていることがある

 

それはいわゆる「あがり症」だ

元々表面的にはおとなしい性格(本当は全然違うが)なので

10代の頃は好んで発言したり役割を買って出ることもなかった

 

そんな自分と理想の自分のギャップが嫌で

20代ではまず人見知りを克服した

心を完全に開いて打ち解けているかは別として

他人から見れば社交的で一見話しやすい方だと思う

 

30代で資格取得のため学校に行った頃には

積極的に自分の意見も言えるようになったし発表もできた

むしろ一番目立っているくらいだった

送辞や答辞も読んだが全く緊張することなく堂々とできていた

 

就職してからも積極的に会議で意見を言ったりできている

学会での発表も全然緊張しなかった

人は変われるものだなぁ・・・って思っていた

 

なのになぜだろう・・・いつからだろう・・・

突然、特にトラウマとなる出来事もないのに

「あがり症」のスイッチが入るようになった

 

もう何年も同じ研修の講師をしているが

突然スイッチが入ることがあり

それを意識した途端悪循環となる

講義は毎年同じだから内容的には失敗する心配もない

直前まで笑っていられるし全然緊張していないのに

話始めると途中でスイッチが入ることがある

そうなると心臓がバクバクして息切れして声が続かない

 

少し落ち着いて話せる時間もあるが突然またスイッチが入ったりする

自分でも緊張しているわけではないので

スイッチのタイミングが分からず本当に困る

そんな時のために安定剤を飲んでおくようにしているが

それだけでは不十分なこともある

 

本当に普段は緊張していないし

場数も踏んできたので そういうことではないらしい

 

となると病気だ・・・

こんなことを意識するとまた本番でスイッチが入りそうだ

本当に心療内科に行こうか考えている