父は変わりものだと思ってた

とにかく頭が固いし融通がきかない

偏った趣味、周囲への無関心

子供のことは一応心配して気にかけているが

他のお父さんと比べたらどこか無関心だった

私が非行に走った時期だけ

児童心理学が専門だった父は少し関心を向けた

 

お金や物にも欲がないというより関心がないようだった

昭和のまま時が止まっているような人だった

コミュニケーションにおいても

悪気はないが御愛想は言えないし空気も読めなかった

時々お客がくると平気で失礼なことを言ったりすることもあった

でも傲慢な態度は一切なく謙虚な感じではあった

 

真夏でも同じ時間に歩きに行ったり

何年か前までエアコンのない部屋で過ごしていた

熱中症のリスクをいくら説明しても聞かなかった

あまり苦痛も感じていないようだった

 

やっぱ普通とはちょっと違う・・・

今思えば父は多分自閉症のアスペルガーだったのでは・・・

それが一番しっくりくる感じがした