記事執筆時点で加藤学園、東邦、乙訓が選抜絶望となったので、どこよりも早く世界一早くをモットーに取り急ぎで予想を立てていく。
【北海道】
・札幌第一
最速140㌔超のエース右腕半田と正捕手樋口が健在。2010年代後半から全道にてコンスタントに上位進出を果たしており、控え左腕黒澤と新チームの野手陣次第では選抜も射程圏内。
【東北地区】
・聖愛
左腕芹川、中軸担う丸岡、原田に加え堅守光る二塁手田崎といった経験豊富な主力選手が残り軸がしっかりしている。
昨秋、今春と地区大会を戦っており県レベルの高さから秋以降の期待値も高め。
・学法石川
野手陣は総入れ替えも、当校を33年ぶりの選抜に導いた「主人公」大栄に甲子園のマウンドに立った左腕佐藤が残るのであれば、彼らがまたドラマを巻き起こしてくれるのでは?
それが春なのか夏なのかの違い。
・山形中央
前チームのスタメンがごっそり健在。今夏、強打の鶴岡東相手に9回2失点の快投を見せた小坂・佐藤のバッテリーに力あり。
1・2番の穴を埋め、4番武田を主体に打力向上が叶えば甲子園も近い。
【関東・東京地区】
・青藍泰斗
1~5番までの上位打線がそのままに、下級生ながら主将としてチームをまとめた佐川が残り磐石の体制。
昨年度は秋春と栃木県勢が地区大会を連覇しており、今一番アツい地域故に本命格として推したい。
・浦和学院
1年次から注目されていた遊撃手石田に強打者西田が。好左腕岡部に正捕手川原も残り総合力は地区トップクラス。
控え投手の出来と打線の得点力が鍵を握る。
・常磐大
今夏の常総学院撃破の立役者である沢畑・辻村のバッテリーが要。打線も瀬谷に長打あり投打にバランス取れている印象。
控えも1年生ながら最速142㌔誇る右腕仲本ら投手層厚く、長期戦を戦い抜けるポテンシャル有している。
・山梨学院
昨春選抜8強メンバーが多く残り、むしろ当代が勝負世代。
津島、横山、梅村ら投打にタレント揃い、萬場・平野の二遊間も堅く攻守に隙無し。
・横浜
乞食枠といえばここは外せない。近年は「スーパー1年生」のバーゲンセールばっかしている気がするが、能力高い選手が揃っている事は確か。
主将阿部のキャプテンシーで村田政権初の春舞台に導きたい。
・東海大菅生
伸びのあるストレートを武器に変化球も制球力十分な好左腕上原を擁する。課題はスタミナも控え右腕藤平が好救援を見せ弱点を補っている。
打線も小上防を軸にまとまりあり、投打の安定感を買う格好。
【北信越地区】
・星稜
走攻守三拍子揃うプロ注目捕手能美が音頭を取る。左腕道本、一塁手服部といった神宮V・選抜4強を経験した選手も残り総合力◎
1年生右腕織田の投球にも期待がかかる。
・帝京長岡
勝負世代の次の世代でしれっと甲子園出場する流れは高校野球あるある。
茨木弟こそ抜けるが、2年生右腕武田も長いイニングを任せられ、打線もリードオフマン山野に強打の捕手有馬が健在。
県勢久々の春切符獲得へ機運高まる。
【東海地区】
・宇治山田商
前チームからの主力選手が多数健在。投手陣は甲子園のマウンドを経験した加古、長谷川の左右コンビに加え最速145㌔右腕植田擁し層厚い。
打線もパンチ力ある郷、小泉、阪口有し投打に磐石の布陣。
・岐阜第一
奪三振能力高い好左腕水野がチームを牽引。灰谷を起点とした上位打線は先代から変わらず。
昨秋の悔しさバネに好走塁光る酒井、チャンスに強い永安で着実に得点していきたい。
・菰野
監督交代もどこ吹く風。スタメンオール2年生という異色なチームながら今夏甲子園1勝を挙げた実力は本物だろう。
2回戦は大敗も原因は守乱。栄田・贄の左右二枚看板に強肩捕手栗本、二刀流森ら高い潜在能力秘める選手が本領発揮できれば夏春連続出場も濃厚。
【近畿地区】
・大阪桐蔭
興南戦完封の中野、最速151㌔誇る「怪物」森と超高校級の右腕を二枚擁するが打線はやや非力。
それでも天下の大横綱、彼ら2人を打ち崩すのは容易ではなく少なくとも16年世代ぐらいはやれると判断。
・福知山成美
前チームからエースナンバー付ける小澤はスライダーのキレ良く奪三振能力十分。田上、波多野、中山ら控えPのいずれかが急成長すれば。
木村ら野手陣も主力ちらほら残り、監督交代でチームが勢いづくのではと噂されている。
・智辯学園
打線は主砲中道、パンチ力武器の近藤が健在。投手陣は突出した選手こそいないが右腕田中、1年生左腕杉本と大舞台を経験しておりしぶとい。
県大会で死のヤグラを勝ち抜けば地区でも2勝、泥臭く挙げてくれるのでは?
・東洋大姫路
最速145㌔右腕阪下を筆頭に前チームの主力メンバーが多く残る黄金世代。
打線に課題こそあるものの秋時点では戦力・実績共に県内で頭一つ抜けており岡田采配で勢いに乗れば春切符も射程圏内。
・八幡商
プロ注目の左のスラッガー脇坂擁し近畿で今一番期待できる公立校。磯部、出口、大久保もチャンスに強く好機をモノにする打線有する。
本格派右腕川﨑ら投手陣の出来が鍵を握る。
・智辯和歌山
中谷監督の首元がそろそろ冷たくなってくる頃合だが、エース右腕渡邉の投球は安定しており、打線も福元、藤田の1・2番コンビにスーパー1年生松本が残るため強力。切符獲得ぐらいなら。
【中国地区】
・下関国際
県No.1右腕伊東を筆頭に大型左腕平嶋、高園、宮本ら投手の枚数は豊富で磐石。
野手陣も田中・西嶌の二遊間残り守備は堅い。渡邊を軸とした打線がどれだけ援護できるか。
・高川学園
松本・木下の左右二枚看板がウリ。打線も大﨑、山本らが残り厚みがかかる。
近年、秋地区ではコンスタントに上位進出しているので4強の壁を超えたいところ。
【四国地区】
・鳴門
地区屈指の好右腕大門にオールラウンダー橋本が中心の試合巧者。戦力的には不安要素多いが「3年周期」該当世代なので投手力に磨きかけ勝ち上がりたい。
・高松商
末包、行梅の最速140㌔超右腕コンビが残り、高い投手力誇る。打線も夏4番の高橋が好調で投打噛み合う。
沈むとしたらライバル校多い県大会か?
【九州地区】
・神村学園
黄金世代は終わらない。次期エースと目される好右腕早瀬にサウスポー窪田、パンチ力ある打撃自慢の入耒田に攻守にセンス光る遊撃手今岡が健在。
投打に軸となる選手定まっており総合力も十分。
・九州学院
山口、林田ら秋地区を経験した主力野手陣がごっそり健在も投手陣は様変わり。
ゲームメイク能力に懸念点残るが、1年生左腕福本が好投し実戦経験を積めたのは収穫か。
・西日本短大附
甲子園を湧かせた奥、井上の最強1・2番コンビが残り高い得点力そのままに勢いに乗る。
2年生右腕中野のピッチングとクリーンナップの出来が明暗を分ける。
・大分舞鶴
奪三振能力高い好右腕秋田に主砲四井が投打の要。近年コンスタントに結果残しており当代も公立の雄として躍進が期待される。
【21世紀枠】
・水戸一
絶対的エース小川こそ抜けたものの、実戦経験豊富な古宮・米川の2年生右腕コンビに目処が立つ。
浅野を軸とした打線にどれだけ力があるか。
・諫早農
岡本・山口の二枚看板に加え野手陣も多数健在。OBの中村が大学日本代表入りと風向きは良いので経験武器に戦いたい。
【神宮枠】
・延岡学園
仮想神宮大会の結果、オダちゃんフィーバー止まぬ神村学園が優勝したので、神宮枠は九州勢に渡るものとする。
最速150㌔誇る本格派右腕藤川がチームの看板。投手力で圧倒できるので後は打線次第。
【選抜出場校予想まとめ】
・札幌第一
・聖愛
・学法石川
・山形中央
・青藍泰斗
・浦和学院
・常磐大
・山梨学院
・横浜
・東海大菅生
・星稜
・帝京長岡
・宇治山田商
・岐阜第一
・菰野
・大阪桐蔭
・福知山成美
・智辯学園
・東洋大姫路
・八幡商
・智辯和歌山
・下関国際
・高川学園
・鳴門
・高松商
・神村学園
・九州学院
・西日本短大附
・大分舞鶴
・延岡学園
・水戸一
・諫早農