優勝校予想の記事は出しません。

◎大阪桐蔭
コロナ智辯和歌山
▲明秀日立
△天理

これで大体当たるでしょ?

俺の戦力分析が絶対に正しい!という過度な自信を持って予想に挑む。それくらい極端じゃないと今夏は無理だろうなと。

まずはじめに、今回重点を置くジンクスは以下の2つ。

①東北勢が1校は必ず8強入りする
②公立校が1校は必ず8強入りする

この2つ。は08夏から19夏にかけて継続し21夏に崩壊。は15夏から19夏にかけて継続し21夏に崩壊。

どちらも昨夏に崩壊している事から、今大会ジンクス復活はほぼ確と見て良い。
正直①②が反映されていない8強予想なんて価値無いと思う。

これを踏まえて予想記事に参りたい。



【第1】明秀日立

2010年代の関東勢を思い出させる、そんなホームラン量産工場と言わんばかりの強力打線引っ提げる明秀日立だろうなと。
大阪桐蔭と智辯和歌山さえいなければ優勝候補筆頭。文句無し、即決の8強予想。

茨城県勢vs鹿児島実と聞くと、16春選抜の常総学院の悪夢を思い出す方が一定数おられるだろうけど、あの時は鹿実が夏春連続出場と場数踏んでいたのもあるから、今回とは話が別。

春、市和歌山の米田の犬となり悔しい敗戦を喫した明秀日立の進撃と見たい。

仙台育英に関しては打線がしょっぱいので論外。

【第2】高松商

②適用。
佐久長聖は地力でひねり潰せる。明徳義塾vs九州国際大附は、泣く子も黙る最強最悪のジンクス「初戦明徳」により明徳義塾勝利確定予想。
唯一このジンクス撃破したのが15春選抜王者の敦賀気比。その敦賀気比でさえ辛勝なんだ。所詮8強に過ぎない九国では厳しい。
異論は「九国優勝候補大本命!大阪桐蔭なんて二桁得点差で圧倒できる!佐倉はゴジラ二世!高卒メジャー行きの逸材!大谷翔平超えは確実!」と言ってからにしてください。それ以外の方は一切認めません。

さて高松商vs明徳義塾。秋春の結果を愚直に受け止めるなら、香川県勢と高知県勢に明らかな実力差があるので明徳義塾の勝ち試合。

しかし高松商には世代No.1スラッガー浅野がいる。

チームが崖っぷちに立たされた時、彼のひと振りで試合をひっくり返し、劇的な8強入りを果たすのではないか。

馬淵監督が試合後に「これだから野球は怖い」とボヤく姿まで想像出来てしまう。

【第3】下関国際

普通に考えれば黄金世代の🍧が8強入り。捻るなら春夏連続出場と不気味な有田工だが、どうも宮崎商と姿が重なってきた。
富島もそろそろ化けそうな気がするけど、黄金世代の積み重ねには抗えぬか。

【第4】智辯和歌山

夏選手権における智辯和歌山の8強進出が稀なのだが、今夏の決勝戦は春選抜覇者大阪桐蔭vs昨夏選手権覇者智辯和歌山というドラマティックなカードと予想しているので、上記懸念事項はガン無視。

日大三島も國學院栃木も下級生主体と、突き詰めれば洗練された智辯和歌山の敵ではないだろうし、九州学院の直江はコントロール抜群の良Pだがそもそも和智辯投手陣を打てやしないだろう。帝京五も同様。

外すなら國學院栃木の早咲きパターン。

【第5】八戸学院光星

①適用。
「前評判を覆す強力打線」でお馴染みの青森県勢を信用しない連中が多いので俺が堂々と買う。

ブロック自体はとても単純。明豊は昨夏初戦敗退の分が溜まっており、樹徳は群馬3強の壁を正面突破した事から、明豊vs樹徳の勝者が京都国際をぶっ飛ばす。ここまでは八学抜きに自信あり。

そこでお腹いっぱいになったところで、勇退ブーストかかる創志学園、監督交代も個の力で帰還した選抜8強星稜を撃破した「黄金世代」の八戸学院光星がねじ伏せる。

といったシナリオ。創志学園については初戦、岡村vs洗平兄の好カードといっても、岡村一本ではどこかしらで打ち込まれるだろうし、星稜は春夏8強進出するほどご立派ではないだろうなと。

名電は節電、漏電、停電の三拍子揃うので論外。そもそも昨夏と違って県勢のレベルも高くないので星稜に「順当負け」という形で沈められるかと。

【第6】海星

当初の候補は3校。投打にバランス取れており近年はここぞの場面での勝負強さが光る鶴岡東、黄金世代ながら春は絶望の象徴大阪桐蔭と激突し初戦敗退と夏での活躍が期待される鳴門、安定と信頼の長崎ブランド誇る海星

適用のつもりで鳴門にしようかと思ったところでこんなニュースが飛び込んできた。


19春選抜の春日部共栄、松山聖陵と、代理監督擁したところは本調子でなく不完全燃焼のまま大会を終えている。


やはり監督としての知識や実戦経験を踏んでいない分、個の力が強くともディスアドとして残ってしまうのだ。


あの馬淵監督よりも手練の多賀監督相手に、ぽっと出の代行監督が抗えるわけがないので、鳴門は残念ながら切り捨て。


鳴門は森脇監督がいてこそなので、どうにか勝ち上がって欲しいところなんだけどね。


さて話を戻して。残る候補は鶴岡東と海星。


鶴岡東サイドから見る。盈進は地区大会においてデルトマケなので甲子園でも適用される可能性大。

鳴門は前述の通り。近江も春夏連続で上位進出出来るほど甘い世界ではなく、例年選抜準優勝校は夏苦しんでいるので、強豪キラー発揮しつつある鶴岡東に食われると予想。


一方の海星サイド。初戦の日本文理戦が最大の山場か。

日本文理が昨夏経験している分、打線の厚さもあるので互角ではあるが、最終的には県勢のレベル考慮し海星勝利予想。

山梨学院はデルトマケ。天理は雰囲気が15年と被るので春夏連続出場、初戦突破で十分だろう。


決戦と見る鶴岡東と海星、決め手は正直好みとリスク、そして自信の問題。

鶴岡東が近江に置き換わる可能性と、海星が日本文理もしくは天理と置き換わる可能性。俺的には前者の方が大きく、その場合でも海星8強予想は変わらない事。
鶴岡東vs日本文理、鶴岡東vs天理の場合は勝敗予想に3時間は悩むであろう事から。

【第7】興南

投打に洗練された興南に惚れた。未来沖縄戦見て「いける」と確信。
ブロックとしては日大三vs聖光学院の勝敗次第でどうとでもなりそう。

可能性あるのは上山、谷が集大成の三重までかな。横浜はまだまだ研鑽の時期。

2年連続の8強に向けて目ェ光らせていそうなのが敦賀気比だがどう出てくるか。

【第8】大阪桐蔭

道勢のレベル踏まえても、絶対王者陥落の唯一の突破口は札幌大谷の覚醒しかないのだろうなと。

神宮制した経験あるだけそこらの中堅とは訳が違う(はず)





終わり。全部当ててみせる。