【たびら平戸口駅(1)】 ぶらり北松浦半島鉄道の旅(11月1日・その7) | 鉄りすと

鉄りすと

ブログの説明を入力します。

 久しぶりに列車で、日本最西端の駅にたどり着いた。
 前回レポートで”普通鉄道では”と付記したが、やはり鉄道らしい鉄道での日本最西端はここだろう。
 駅の脇には、昭和天皇・皇后行幸の記念に建てられた”日本最西端の駅”と書かれた立派な碑もそのまま残されている。
イメージ 1

 転換後にも一度全線を乗ったことがあるから、前回は少なくとも10年以上は前だと思うが、そのときはこの駅には降り立っていない。
 そうそう、その時と変わったことは、既にMR松浦鉄道)への転換時点で駅名がそれまでの平戸口(ひらどぐち)からたびら平戸口へと変わっていたものの、それはあくまで平戸への玄関口というだけで、所在地は平戸市ではなく田平町(たびらちょう)内の駅だったのが、平成の大合併でこちらも平戸市に編入されたということ。

 乗り降り自由なきっぷでやってきたこともあり、折角なので、あえて1時間後の列車まで小休止してみることにした。


 ちょうどお昼になったので、何か食べようと思い、霧雨程度の雨が降っていたものの、駅を出て国道の坂道を港があるほうへ下っていったのであるが…

 開いているお店がない!

 この日が日曜日だったということもあるが、それにしても、どこもお店が開いていないというのは予想外であった。
 完全に港のほうまで行けば開いているお店があったのかも知れないが、見通しがいいところで遠目で見たところそれらしいお店が無かったので、踵を返す。
 駅へ繋がる道が分かれる交差点まで戻ってきたときに、反対側のはるか向こうにホームセンターらしいお店があったのであるが、仮にそこまで行って何か食べられたとしても、今度は戻ってくるのが厳しくなりそうなので、止めた。

 駅へ戻ってきた。
 駅には売店があったので、そこを頼みにすることに。
 だが、やはり日曜日ということもあって、品薄の様子。
 結果的に、この2つを買った。
イメージ 2

 右は、九州ではおなじみの駄菓子で、ポケットサイズの小箱に入った半生タイプの飴菓子。

 左は、この地域で作られている、漉し餡入りの和菓子。
 中身はこんな感じ。
 ウマかったので、あっという間に食べてしまった。
イメージ 3


 食べたあと、またしばらく、ヒマになってしまった。

 外は少し雲が切れて、青空が見えてきた。

 昨年暮れに訪ねて来たときにご紹介したが、駅の案内所は鉄道資料館も兼ねている。
 松浦線時代のものが多くて、一見の価値がある。
イメージ 4


 やがて、大村(おおむら)線ハウステンボス始発の当駅止まりの快速列車が到着。
 確か、お客さんはいなかったような。
イメージ 5





2009年11月1日 松浦鉄道西九州線・たびら平戸口駅にて撮影