関東三十六不動霊場(野毛山不動など) | QVOD TIBI HOC ALTERI

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 関東三十六不動霊場巡礼。以下は、11月に巡拝した霊場。

 

第3番 野毛山不動尊

 

 真言宗智山派の寺院。成田山新勝寺の横浜別院で、通称は野毛山不動尊。1870年(明治3年)、高島易断で知られる高島嘉右衛門の協力により、大本山成田山新勝寺の横浜別院として建立された。1876年(明治9年)、現在地に移り、成田山教会所と改める。その後、1893年(明治26年)、成田山横浜別院延命院となる。本尊不動明王は、もとは徳川家の秘蔵仏であったが、元禄年間に徳川家より成田山へ累代祈願を懇願された際に賜ったもので聖宝(理源大師)の作と伝わる。

 

第4番 和田不動尊

 

 高野山真言宗寺院。真福寺は、大照山不動院と号する。創建年代等は不詳ながら、和田義盛の創建と伝えられる。当地の豪族田口平兵衞尉重勝が、元和元年(1615)に再建して中興、大阿闍梨法印秀頴を中興開山としたという。

 

第5番 日吉不動尊

 

 

 天台宗寺院。正式には清林山 仏乗院 金蔵寺という。本尊は天台宗第五代座主・智証大師作と伝えられる大聖不動明王。平安時代の貞観年間(859年~876年)に清和天皇の勅願により智証大師が創建したと伝えられる。裏山に日吉山王権現を祀る日吉社があり、日吉の地名の起源とされている。江戸時代には寛永寺の末寺として栄える。徳川将軍家の庇護の元、江戸幕府初代と二代将軍である徳川家康・秀忠父子により梵鐘が寄進され現存しているという。

 

第6番 神木不動尊

 

 天台宗寺院。山号は神木山。寺号は長徳寺。創建年代等は不詳。等覚院の本尊は秘仏であるが、「新編武蔵風土記稿」では一尺五寸の不動明王立像と伝えている。境内には約2000株のつつじが植えられ「つつじ寺」として親しまれているという。

 

第30番 不動ヶ岡不動尊

 

 真言宗智山派寺院。山号は玉嶹山。本尊は智証大師(智證大師)作と伝わる不動明王。不動ヶ岡不動尊とも呼ばれ、成田山新勝寺、高幡不動尊と並んで関東三大不動の一つに数えられることもあるという。

 

御朱印