本日は、秩父観音霊場の難所、三十一番及び三十二番札所に行ってきた。西武秩父駅から小鹿野町方面のバスに乗車し、小鹿野町で下車、須崎旅館で自転車をお借りして、まずは三十二番法性寺に向かう。県道209号線を南下し、赤平川を渡る。
渡り終えた所で、「何処に行くつもりだ」と、路肩に軽トラックを止めていたご老人に呼び止められる。「法性寺に行くつもりです」と答えると、「自転車じゃ無理だ。担いで沢を渡る羽目になる」と言われた。どうやら大日峠越えの巡礼路に入ってしまったらしい。仕方なく、遠回りになるが、前回使った松井田からの道を進むことにした。
国道299号線上から見た赤平川
途中、神社を見かけたので、参拝する。
日本武神社
境内社
創建は不詳。日本武尊東征の頃が起源とされ、「大般若十六善神社」と呼ばれていたが、明治の神仏分離令以降、日本武神社と改称したという。参拝後、更に西進する。
また神社が見えたので、参拝する。
秩父大神社
神楽殿
覆屋内の本殿
この神社の創立時期は明らかでないが、法性寺の近くに歓喜天(聖天)を祭ったのが起源と伝えられ、もと「聖天社」と称した。神仏分離後、秩父神社の祭神を観請し「秩父大神社」と改称されたという。華麗な本殿は、指定有形文化財とのこと。参拝後、さらに西進する。
三十二番 法性寺 寺標
入口
解体修理中とのことで、仁王門がなかった。
参道の百日紅の花
本堂
納経所を素通りして、まずは、観音堂に向かう。
毘沙門堂
観音堂前の巨岩
観音堂
観音堂背後の岩窟地蔵
観音堂背後の岩壁
観音堂参拝後、いよいよ秩父札所の難所の一つ、奥の院に向かう。
(続く)