先週末は、鎌倉の浄智寺と浄光明寺に行ってきた。まずは、鎌倉五山第四位の浄智寺。JR北鎌倉駅から歩いて参拝。
惣門&石橋
惣門
参道
鐘楼門
仏殿
本尊 木造三世仏坐像
木造観音菩薩立像
書院
高野槇
やぐら
裏山
布袋尊
龍珍荘(茶室)
書院玄関
シャガとツツジ、それに新緑が美しかった。かつて壮麗を極めた伽藍は、度重なる火災と関東大震災でほとんど失われたとのこと。それでもなお、風情のある禅刹である。大いに満喫した後、次に、長寿寺横の亀ケ谷坂切通を通り、浄光明寺に向かう。
寺標
山門(旧英勝寺惣門)
楊貴妃観音(泉涌寺末ということで?)
客殿
不動堂
仏殿への石段
犬槇
仏殿(阿弥陀堂)
仏殿内(三世仏)
国の重要文化財指定の本来の本尊(阿彌陀如来&両脇侍坐像)は、隣接の収蔵庫で拝観(撮影禁止)。
観音堂
大伴神主家(鶴岡八幡宮神主)墓所
観音堂奥のやぐら
真言宗泉涌寺派寺院。山号は泉谷山。開基は北条長時。開山は真阿。本尊は阿弥陀如来。北条氏や足利氏とゆかりの深い寺院で、足利尊氏は後醍醐天皇に対し挙兵する直前、当寺に籠っていたと伝える。観音堂奥の急な石段を登り、網引地蔵と冷泉為相(藤原定家の孫、阿仏尼の子)の墓を目指す。
網引地蔵
冷泉為相墓
冷泉為相の墓の更に先に、重要文化財の覚賢塔があるはずだったが、見ることができなかった。谷戸を雛壇状に造成した中世寺院の景観がよく保存されているという浄光明寺参拝後、お昼は、野菜カレーをいただいた。