ポルトガル旅行(ポルト&コインブラ) | QVOD TIBI HOC ALTERI

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 ポルトガル旅行三日目は、ポートワインで有名な、港町ポルト観光で始まった。古い街並みと水辺が美しい。以下、同市の様子。
 

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 昔、ドイツの大学に在学していたとき、同級生にポルト出身の留学生がいた。私が「スペイン人ですか?」と尋ねると、彼は若干気色ばみながら、「ポルトガル人です」と答えた。彼は、ポルト大の工学部を卒業して、大学院も修了したが、ポルトガルには就職口がないのでドイツに留学しに来た、と言っていたことを思い出す。

 バスに乗り、次に訪れたのは、街の中心を流れる運河が特徴的なアヴェイロである。かつては漁業と製塩で栄えたという。観光の目玉の運河が工事中のようであった。ここで昼食にポルトガル名物のバカリャウ(干しだら)料理をいただいた。くせのない、日本人の口に合う料理であった。以下、町の様子。
 

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 都市間の移動では主として高速道路を使っていたが、よく整備されている。また、植林されたのであろうが、森林が多いとの印象を持った。この点、荒野が多いスペインと若干風景が異なる。樹種は、松やユーカリが多いとのこと。また、ここかしこに巨岩が露出している丘が目に付いた。

 最後に訪れたのは、大学都市コインブラである。街の中心にあるコインブラ大学は、1290年創設で、イタリアのボローニャ大学、フランスのパリ大学、イギリスのオックスフォード大学等と並ぶ、世界最古の大学の一つであるという。世界遺産に登録された豪華絢爛な図書館が有名である。以下、コインブラ大学本館と図書館外観の様子。
 

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 クリスマスとあって、学生は一人もいない。本日は、ここまで。