坂東三十三観音巡礼で、常陸国茨城県のランドマーク、筑波山に行ってきた。
坂東三十三観音第二十五番
大御堂及び御朱印
筑波山神社 鳥居
御神橋
筑波山神社随神門(旧大御堂仁王門)
厳島神社
拝殿(大御堂跡)
朝日稲荷神社
春日社&日枝社
大御堂も、廃仏毀釈で徹底的に破壊された寺院である。現在の筑波山神社拝殿は、かつての大御堂の跡に建つ。敬神崇仏を旨とする者にとっては、些か複雑な心境にならざるを得ない。気を取り直して、次に、筑波山神社女体山登拝。すでに男体山と筑波山神社の御朱印は拝受済み。
登山口鳥居
ケーブルカー
セキレイ石
ガマ石
女体山御本殿と御朱印
女体山登拝後、巨岩・奇岩を見ながら、つつじヶ丘駅を目指し下山する。
大仏岩
北斗岩
裏面大黒
母の胎内くぐり
高天ヶ原
弁慶七戻り
観音信仰も何もない私が、惰性で二巡目の坂東札所巡礼を始めている。その結果、札所に参っても書面で納経することはほとんどなく、心中唱えるのは、三帰依文、四弘誓願文及び普回向、それに一切衆生に奉る慈悲の文言のみ。
そもそも、観音(観自在)菩薩とは、一体何者なのか?シヴァなのかビシュヌなのか、はたまた大自在天、それともそれら諸天の融合なのか?私にはわからない。少なくとも、歴史上の人物としてのお釈迦様とは無関係であることは、確かである。
菩薩とは言え、ヒンドゥーの神々を巡拝して何になると思いつつも、それでも、この国では、他に巡礼する所がないから、仕方なく、観音霊場巡りである。いつかこの私も、憧れのインドの仏蹟巡礼ができるのであろうか…。