今まで
沢山の恋愛映画のレビューをしてきた
恋愛映画をリライトしている時
ヒロインの女性になって
いつの間にか 相手役の男性に恋をしながら
映画のことを書いてきた✨
私にとって映画は
美しく儚いロマンスを体感できる
夢の空間であり
ユートピア的存在✨
現実の世界で辛いことがあって
逃げ場のように感じていた時もあった
映画の中で恋をすることは
意識的にそうしていた訳ではなく
書いているうちに
自然発生的にそうなってしまう - - -
と自分では思ってきた
でもそれは本当は違うことに
気づかされた - - -
そう思う背景には
ブログという平面的な空間に
少しでも臨場感を持たせたい
ヒロインの表情一つ一つを
恋する女の心情を
繊細に描きたいためという
最もらしい理由づけの他に - - -
私自身 恋愛に対する憧れが
心の奥底にあったんだと
確信したからだ
映画の中だけの恋愛ではなく
実際にリアルの世界でも
恋愛をする - - -
今の私がそうなのだ
まさか - - - そんなことが実際に起きるなんて
想像もしなかった
いつものように
夫に空港まで見送られて始まった
私の一人旅
思い出深い街 京都で
彼と運命的な出会いをするなんて - - -
人生とは予測がつかない
恋愛映画を書きながら
書き手の私とプライベートな
私の間に
眼に見えないギャップができて
そのギャップは
みるみるうちに大きくなっていった
自分を騙しながら書いてきたが
ある日 夫から
ブログの比重が大きくなり過ぎている
映画の世界にのめり込み過ぎているんだよ
もっと現実の世界も大事にしなくちゃ
映画という夢の世界を書いている
君自身が書くことに疲弊して
もう夢どころじゃないだろう
もっと自分を大事にして
と指摘されて
旅に出て来いよと 明るく送り出してくれた
あの時の夫の
あの優しい眼が忘れられない
夫に申し訳なくて堪らない
まさか旅先で
恋に落ちるなんて - - -
以前にも書いたが
夫婦の形っていろいろあっていいと思う
私たち夫婦は
お互いの自由を認め合ってきた
夫と復縁した時に
話し合ってそう決めたのだ
誰か好きなひとができたら
隠さずに話す
その辺はオープンに行こう
人間なんだから好きという感情は
自然に生まれるもの
それが二人のAgreement
それは分かっている - - -
分かってはいるはずなのに
恋愛映画を書いてきた
私が - - -
映画という映像世界を越えて
現実世界でも
映画のように恋をする
現実に起こったこととはいえ
何て - - -
皮肉なことなんだろう - - -
と思わずにはいられない
映美✨