私の人生に
足りないもの
窓の外を見つめていると - - -
ふとこの言葉が浮かんだ
あなたに
足りないものなんてあるの?
- - - とひとは思うのかもしれない
でも - - -
私の心の中までは - - -
誰も見えやしない
見えているのは私だけ
夫には見えているはずだけど - - -
イギリス人の夫は
たとえ夫婦であっても
私の心の奥までは立ち入らない
私から話すまでは - - -
そっとしておいてくれる
それはそれで有難いことだけれど
また淋しくもある
もし彼とは結婚しないで
日本人の夫を持っていたら
また違っていたのだろうか?
夫と結婚したことを
後悔してる訳じゃない
夫は直向きなひとだし
快適な生活と居住空間を
作ってくれる
何の不満があるというのだろう?
でももし - - -
不満なんてあるの?
と聞かれたら
わからないと答えるかもしれない
夫と私に良く似た
可愛い子供がほしいの?
そっと鏡を覗きながら
そう呟いてみる
鏡に映った私が答える
いいえ それはもう
前から諦めているわよ
- - - と
ずっと憧れていた
異国の地に住んで
仕事を持って
経済的に自立もして
好きな映画のことも書いて
優しくハンサムで
稼ぎのいい夫がいて
他に何が必要だというのだろう?
それでも - - -
何かが欠けているように
感じてならない
倦怠期?
いいや
きっとそれが私の性分なのだろう
幸せなはずなのに - - -
心に隙間風が吹いてくる
何処までいったら
満足できるのだろう
何処までいったら
幸せと感じることができるのだろう
夫は私を愛してくれている
私も夫を愛している
夫の愛し方と私の愛し方
違って当たり前だけど - - -
夫の私への愛が - - -
私から夫への愛よりも
力強い - - -
最初から - - -
出逢った時から - - -
ただそれだけで - - -
あってほしい - - -
何だか怖いの - - -
映美✨
愛の孤独を感じている
今の私の心境に - - -
ぴったりな曲を選んでみました✨
私の心の旅は
いつ終わるのかな〜
夕焼け小焼け✨