オーストラリアの空の下
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3/11

 さっきまで、フクヤマさんが部屋にいた。

彼のことを聞かれ、いろいろ話してしまった。

 Tさんは5月まで帰ってこないらしい。
というか、ビザがどうしても下りないらしい。

 誘惑されなくていいけど。


 今の彼とは、愛してもらってるから続いているけど、
彼が離れたら、すんなりと別れられそう。


 

親から電話があって、8日に荷物を送ってくれたらしい。
13kgで、14000円ちょっと、かかったらしい。

 


 カウンセラーのダイアナさんに、ファームステイが決まった報告に行った。

 

3/9

 夜9時に、彼から電話。
せっかくオージーの日本語学科の女の人と知り合えて、
話していたけれど、
 
 電話が掛かってくる頃だから、部屋に戻った。

 今度は、私からかけてきて、と言われた。
別に、話したいって思ってもいないのに、なんか不満。
だったらかけてくれなくてもいいのに、って思ったけど
言えなかった。

 週末には、遊園地にグループ交際みたいな感じで行くらしい。

そんなことを、わざと聞かせて気を引こうとしているみたいで、
かえって嫌気がさす。

 彼に新しく、彼女ができた方が、実は気楽なんだけど。
 
 2月からコースで来た、テツヤと最近、一緒にいることが多い。
年は2コ下で、特にタイプとかではないけど、一緒にいて楽しい。

 寮が同じで、テツヤもかなり英語ができないので、
私が1ヶ月だけ先輩ということで、頼られている。

 小学3、4年生まで、友達は男の子ばかりだった。
虫取りや探検が好きだったので、女の子と遊ぶより楽しく、
性格的にも男の子の方が気楽に付き合えた。

 しかし、小学生の頃、だんだんと異性を意識し始め、
女の子と遊ぶようになった。

 
 だから、今、こうして異性を意識せず、男の子と遊べるのは、楽しい。


 けれど、なんか彼が知るといい気がしないだろうと、敢えて話してはいない。

 
  
 

3/8

 彼から手紙が、カセットが同封。

1:15に授業が終わったので、それから街へ。

彼がもうすぐ誕生日だから、何をプレゼントしようかと、
迷ったあげく、財布を買った。

 1日1日がすごく早い。

 今日の先生はよかったけど、
このランゲージセンターの体制は、かなりいい加減。

日本人はほんと、いいカモだって感じ。

ファームステイ決定!

 ファームステイが決まった。

 クラスメイトや友達も、馬に乗りたいというので、
一緒に行った。
 
 場所は、シドニーへ行く途中にある。

またしても、電車が今日はなくて、バスになり行くだけで疲れた。

 でも、行ってよかった。
やっと落ち着けた。

 家にさっそく報告の手紙を書いた。


 時差が2時間から1時間に変る。
サマータイムが終わるから。
 

カウンセリング

大学構内にあるカウンセリングルームへ。

 挨拶をすませ、昨夜に書いた英作を見せる。
カウンセラーはダイアナさんというでっぷりとしたおばさん。

 英作の内容は、

 私は、1月24日にオーストラリアへ来ました。
今は、ウーロンゴン大学構内の英会話学校に通っています。
私のクラスは4月の始めに終わるので、その後のステイ先を探しています。
オーペアでもいいし、あるいは、馬のいる農場でのファームステイも考えています。

 ただ、条件は、無給で働く代わりに、無料で滞在できることです。

見つけなければ、行くところがないのです。

という内容。
 英作をひととおり読むと、ダイアナさんも少し困った様子。

 そこで、私は、いちおう電話帳で調べたファームの電話番号のメモを見せた。

 ダイアナさんは、すぐにその番号にかけてくれた。

 私は、ウーロンゴン大学のカウンセラーのダイアナですが、
 ファームステイを希望する生徒がいるのですが、
そして、条件は、・・・・・


という感じで、話してくれて、

 結果、明日、そのファームへ直接、行くことになった。


 
 ダイアナさんと、その後、雑談。
と、言っても私はあまり話せないけど、

 Where are you from? 「どこからきたの」
くらいは、分かるので、

京都と答えると、ダイアナさんも京都へは3回行ったって。
「Very beautifu!」

とか言ってくれ、
京都なんて、嫌いだって思って来たけど思わぬ共通点にダイアナさんも親近感を持ってくれたよう。


 大学のカウンセラーに相談するというのと少し違うなー、
と、最初、迷ったけど思い切って相談に行ってみてよかった。

 やはり、行動するしか、何も始まらない。


 

フクヤマさん

 大学に置いてあったフリーペーパーに

ひとりで悩んでいないで、なんでも相談してください。

みたいなのがあったので、思い切って予約しに行った。

受付のとき、男性か女性かどちらのカウンセラーがいいですか?

みたいなことを聞かれた。

 どちらでもいい、

と言いたいけれど、この英語が出てこない。

応えられない私に、受付の人は、

一応、女性にしましょうね、といった感じで

さっそく明日に予約を入れてくれた。

 そう、今後、この英会話学校が終了した後の行き先のことで相談したかった

から。

  

 問題は、相談内容を英語で話さなければ相談にならないこと。

そこで、英作文にしてそれを明日は見せようと思い、

部屋にいたらフクヤマさんがやってきた。年は、同じか下だと思うけど、

みんながフクヤマさんと呼ぶので、私も、そう呼んでいる。

 ビデオ借りたから部屋で一緒にみようっていう。

フクヤマさんは、母子家庭だけれど、お母さんは資生堂でバリバリの人らしく、お金に不自由していなくて、部屋にはテレビもビデオも持っている。

 英作もしないとって思いつつ洋画なら英語の勉強になるからと、部屋へ行った。

 男の子の部屋へ行くことに、こっちに来てから、なんとも思わなくなっている。
 部屋と言っても、開けっ放しにしてる人が多いせいもあるかも。

 だから、他の部屋の人が通りがかるとき、目が合ったり、それで、
隣の部屋の人とも、仲良くなったり。

 ホームステイの友達は、こういうのがないから、
やはり寮を選んでよかったと、思う。


  フクヤマさんの部屋へ行くと、

周りの部屋の人が、騒いでいてうるさくて、テレビの声もよく聞こえないので、ドアを閉めた。

 でも、大丈夫。フクヤマさんの部屋は1階なので窓というかサッシ側からも
出入りできるので、そっちは開けっ放し。

 そのうち、フクヤマさんの女友達もやってきて、ファームスティのことも聞けた。

 ひさしぶり~って、抱き合っている。
いわゆるハグというやつだけど、日本人同士の男女がやるのは、見ていて違和感。

フクヤマさんは、大学生でついこの前までは、サマーホリデーだったのだ。

 
 結局、英作は、ほとんどフクヤマさんがやってくれた。

辞書なしで、どんどん書き上げていく。

私も、あんなふうになりたい。ならないと!

 
 そういえば、Tさんは今日も帰って来ない。

火事

8時過ぎに家に電話したらいなくて、
9時過ぎに、かかってきた。

 一人暮らしをしている従姉妹が出火してしまい、
大変なことになっているらしい。
 天ぷらをしようと火にかけたまま、忘れて
ドライヤーで髪を乾かしていたらしい。

 そして、気が付いたときには、もう逃げるしか
なかったらしく、

従姉妹はバスタオル1枚で逃げたという。

 幸い、怪我もなかったらしいが、

 彼女の父は、消防団に入っている人なので、
思わず、平手打ちをしたらしい。

 従姉妹には母親がいないので、
うちの母親が取りあえず、呼ばれたらしい。

 確かに、女物のパンツを父親が買いにはいけないだろう。


 それにしても、怪我してなくてよかった。

 でも、一緒に逃げた猫は行方不明らしい。 

3/2

10時過ぎ、彼から電話があった。
1時間ほど、話してた。

 話してると、楽しいけど、それは別の人でもいい気も。
いまいち大好きっていう気持ちがわかない。

 

3/1

 彼氏から手紙がきた。また、泣かせもんくを書いてる。
彼にもっと思っていることすべてを話すべきかも。
 
 新しい先生がきたけど、まあまあ。

 同年代の人がたくさんいて、友達になりたいけど、
やはり英語ができないと。

 夕飯のとき、ニール、マイケル、ノーラって人と
知り合いになったけど、ほとんど話せないのがつらい。

 もう3月。
 寮を出るまで、
あと1ヶ月。早く次の場所をみつけないと。
いろいろ募集とかもでてるけど、問い合わせるにしても、
電話で話す自信などないし。

 やはり、英語がすべての要だ。

 

2/28

今日は、新入りのよしこちゃんと同じく新入りのケンと3人でビーチへ行った。二人とも私より年下。

 それから、寮の食事が今日はBBQで、いつもと雰囲気が違った。

 で、シドニーツアーに行くか?
と聞かれ、急に5時からシドニーへと、貸切バスで。
 
 キングスクロスをバスで通ってやはり大嫌いだと思った。
シドニーはほんと好きになれない。

 帰ってきたら12時。

それにしても、大学生がたくさん戻ってきたから、
寮が賑わっていて、楽しい。
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