※こちらの記事は、livedoor版・波動テクノロジー研究所に掲載されている記事を転載したものです。

 

・特殊相対論的「光の意識」は神(God)そのものだった

相対性理論によれば、速度vで進む物体は静止する地点に比べて√1-(v/c)^2だけ時間の進む方がゆっくりになります。

これを分かりやすく例えてみると、地上と光速の約70%(秒速20万キロメートル)で進むロケットの中でそれぞれカップラーメンを作って食べることを想像してみましょう。ロケットを地上から飛ばすタイミングで同時にカップラーメンにお湯を注ぎます。地上では3分経ち、ロケットに乗る飛行士に(電話やメールだと通信媒体が電磁波なので光速で通信することになるので、ここはテレパシーで瞬時に伝わると仮定して)「3分経ったね。ラーメン出来たね。おいしそうだね。」と語りかけると、ロケットに乗る飛行士は「え?まだ2分ちょっとしか経ってないよ。地上ではもう3分経ったの?」となるわけです。

この時間の遅れは、れっきとした物理的現象で光速とまではいきませんが音速で飛ぶ戦闘機のパイロットの腕時計の時間のずれなど実際に確認できる客観的な事実です。

時間や空間を物理学的に定義する際、この光速というのが時間や空間を定義する物差しとなっているのです。
速度のある物体の時間の進み方のズレを元にとある存在を想像してみましょう。

それは光速で進む唯一のもの、「光」そのものです。

「光の意識」というものを想定してみることにしましょう。

速度vで進む物体は静止する地点に比べて√1-(v/c)^2だけ時間の進む方がゆっくりになる、という原理を応用すると、v=cでは時間の進み方が0になってしまいます。

つまり、「光の意識」にとっては、どんなに時間が経ってもそれは一瞬の出来事にすぎないということを示しています。

人はあの世に行くと、長い人生でも一瞬の出来事であったかのように思い出される、と表現しているのは、この「光の意識」に近づくことを表しているかもしれません。

逆に言えば、どんな時間も一瞬の煌めきでしかない「光の意識」は無限の時間の中に生きているということもできるでしょう。

特殊相対性理論には、もう一つの側面があります。それは、速度vで進むと進行方向に対して√1-(v/c)^2だけ空間が縮む、という原理です。

これを「光の意識」に適用してみましょう。光速になると、どんな距離も0としか認識されないということです。

どんなに大きな太陽系でも銀河でも銀河系でも、私たちにとって一粒の砂のような小ささでしかないということになります。

ここで、光の速度を超える速度はない、どんなに早くても光速でしか宇宙の2点は呼応することができない、という反論にこのように応えたいと思います。
物理的には、光の速度=1秒間に約30万キロメートルで伝播するのが限界です。しかし、この見方にはニュートン的な絶対時間の考え方が未だ拭えていないと思います。それは、1秒と人間がカウントしている間に、「光の意識」はどれくらい時間が経っているでしょうか?―――そう0です。つまり「光の意識」を主人公にすると、速度は無限大(∞)なのです。時速30キロ出している車に対して、あの車は25キロだしている。いや35キロ出していると周りの人は速度を図ろうと試みるかもしれません。しかし、大切なのは、車に取り付けられたメーターで何キロと表示されているか?です。またこのようにも例えることができます。外気温が25℃だとします。けれども人間には体感気温というのがあって風速や湿度などによって、外が25℃でも体感温度は30℃ということがよくあります。大切なのは、人間にとって何度なのか?という視点です。人間の体を取ってみても、左手も右手も同じ一人のヒトの体の一部です。左手から右手までの血流の速度が秒速〇〇cmだから、といって分けて考えることはありません。宇宙そのもの=神にとっては、どんな銀河も銀河系も体の一部なのではないでしょうか?

特殊相対理論を通して「光の意識」というものを考察してみると、人間/HumanBeingのような有限の存在からしたら、無限といえる時間や空間を自身の体とする神(宇宙/CosmicBeing)の存在を映し出すことができるというのが私の主張です。

Consciousness of light is enlightened consciousness itself.
「光の意識は、悟った心そのものだ。」

・一般相対性理論が示唆する「多次元的な意識時間」

一般相対性理論によると、重力によって時間の進み方が遅く(ゆっくりに)なります。
これは、地上数万キロにある人工衛星では地上に比べて時間が早く進みます。なのでGPS衛星では、特殊相対性理論のよる速度による時間の遅れも加味して時間のズレを修正してプログラムを維持しているそうです。もし、1日修正せずにいると約11kmも位置がズレてしまうそうです。これも物理的な現象です。

これをスピリチュアルな世界に適用すると、より重力場の弱い≒軽い意識体では時間の進み方が早くなる/物質界での時間よりも多くの時間が同時に過ぎる。多次元世界(多次元宇宙)という概念がありますが、より軽い次元=高次元と重い次元=物質次元(3次元)では時間の進み方(内包する時間の総量)が違うというのが一つの物差しとなるでしょう。

夢を見たりして時間が経ったが、実際には意識的に経験した時間よりも少ない時間しか経っていなかったというケースやあの世では長い時間経ったがこの世的にはあまり時間が進んでいないという声に適用することができます。

 

【注:2025.03.21-Fri-】

※「多次元的な意識時間」というのをわかりやすく説明すると・・・

 

ドラゴンボールの「"精神"と“時”の部屋」という

悟空や悟飯?が一気にHPを高める手段として

「天上世界にある修行の場所(地球とは異次元空間にある)」

は、

科学的にありあえる話!?と言い切ることができます。

 

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「精神と時の部屋」は、アニメ「ドラゴンボール」に登場する、神の宮殿内にある特別な部屋で、外の世界と比べて時間が360倍速く流れる場所です。

 
時間経過:
精神と時の部屋の中で1年過ごすと、外の世界ではたったの1日しか経過しません。
 
設定:
精神と時の部屋は、修行のために使われ、悟空や仲間たちがそこで修行することで力を高めていきます。
 
重力:
精神と時の部屋は重力が10倍なので、空気は地球の4分の1の薄さしかないと言われています

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