今、巷?ワイドショー!を騒がせている兵庫県知事問題について私見を述べさせていただきます。

まず、はじめにこのニュースを耳にしたのは・・・

兵庫県の県知事に対する不正や問題を告発した県職員を

県知事の権限で特定し、懲戒解雇させたとか?懲戒処分中に自殺した?とか

そんなヤヴァイ人がいるんだ!というのがまず第一の印象でした。


大手の民間だろうが、お役所だろうが、「トップの不正を告発する」という仕組み

があり、告発した者にはその秘匿性が守られる・・・というシステムがあり、

だからこそ企業統治や行政機関(中央省庁や都道府県庁)の健全性が保たれる

そういう基本がわかってない?!そんな県知事いるの?????


というのが驚きでした。

その兵庫県知事に対するワイドショーのイメージダウン戦略

~政治的な意図はなく、ただ視聴率が稼げるから面白おかしく、知事の傲慢な言動・態度を暴露する~

もあり、結局、県知事の座をおりることになるわけですが。


選挙では、ワイドショーなどのイメージダウン戦略に対抗して「知事としてのこれまでの実績」や

「(マスコミのイメージ戦略では、悪い悪いと言われているが)そんなに悪い知事ではないのでは?(という反発する
イメージ払拭戦略)」

をYouTubeやXなどで展開したことが知事再選に繋がったとしています。


県知事は政治家ですから、「政策」を実行してよりよい社会を築くというのが第一に大切なことなので・・・

TV・ワイドショーのイメージ戦略に踊らされてきた…昭和・平成の時代とは異なり、

選挙のあるべき姿/本質的な目的…よりよい政策を掲げ、実行してくれる知事を選ぶ…というポイントが

第一にあるべきだと思うのですが...


テレビ番組で選挙に行き投票をした人にインタビューした映像を見ると、

・そもそもなぜ、県知事としての不適任性を問われたのか?

・公益通報という制度の重要性

ということはどうでもよくて(?)


・テレビで騒がれているような悪い人じゃない!

とか、

「印象」や「イメージ」で選挙の候補者を選ぶ・・・という日本人のレベル(民度の低さ)を

感じました。

※その一番の原因は、マスコミ・TV番組が 自民党総裁選なり兵庫県知事選なりの候補者の主張・政策などを
深堀して、総裁なり知事になって政務を行いたいという情熱(Passion)や志(ココロザシ)を15分でも30分でも

主張したり相互に議論したりするなどを放送プログラムとしてどこかの放送局(地上波TVでもAbemaTVなどのネット世代のTVShowでもYouTubeでも)時間を取ることが大切なのではないかなぁ~と思います。

個人的には、テレビ番組で斎藤知事を批判し、そのイメージを貶めるようなワイドショー番組に対しても・・・

YouTubeやXで拡散されている斎藤知事の悪いイメージを払拭し、善良な実績や政治家としての志・実績などにも目を移してテレビでは報道しない政治家としてのポジティブな側面を広く人々に伝えるYouTubeやXに対しても・・・

どちらもなんとも思いません。人間というのは、光と影ーーー善行と悪行ーーー愛される側面と嫌われる側面・・・さまざまな側面を持っている存在だと思うので、出来る限りのすべての情報を総合的に収集して、その実像~虚像を見極めつることが大切だと思っています。

まあ、どんな経緯であれ県知事として再選された斎藤知事には、
 

県民のためになる行政サービスや県全体の経済を活性化させるような政策の実行、etc....

県民のために奉公していただいて、決してまた不遜な態度を県職員にとらないよう

身を引き締めて公務にあたってもらいたいものです。