一神教というと大抵は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教のどれかです。
これらの宗教に共通するのは、聖典をもっていることです。
ユダヤ教なら旧約聖書、キリスト教なら旧約~新約聖書、イスラム教ならコーラン、といった具合です。
こららの聖典には共通して、天使・大天使が出てきます。
聖母マリアに受胎告知をしたのはガブリエル大天使ですし、マホメットにコーランを伝えたのはガブリエル大天使です。
そういった意味で、一神教同士は、仲良くやりあえないものかな~と日本人は思ってしまいます。
ちなみに、一神教と多神教の違いは、この天使・大天使の存在=神の意志を行う者たちを神=創造主から分離して天使・大天使として捉えるか?それとも神々として祀るか?の違いだと思っています。
「一にして多、多にして一」が神=創造主の御性質です。人間の側がどう捉えるかの違いでしかありません。
無神論と有神論の違いについても、この宇宙~大自然や銀河の仕組み・法則・秩序を偶然の産物として捉えるか?必然=創造主の存在を認めるか?の違いだと思っています。
大切なのは、神を感じること―――それだけの思慮深さと感受性を持つことだと考えています。
アインシュタインの言葉を引用します。
「わたしたちが体験しうる最も美しいものとは、神秘です。これが真の芸術と科学の源になります。これを知らず、もはや不思議に思ったり、驚きを感じたりできなくなった者は、死んだも同然です。」