昔あるところに… お客様からの体験談をもとに妄想的広がりにて創作した物語。 | 波動的しあわせ生活ブログ

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これは、はるか昔、むか~し、旧石器時代のお話。

 

その時代のあるところに、論鈍という地域がありました。もう一度いいますが、旧石器時代ですけれど。

 

その周辺に住む人々の間では、既存の価値観に縛られる傾向が強く、本質をとらえたポジティブな論議がなかなか成り立たないということで、その地名が名付けられたようです。そのずーっと先に、お金というものができた後の未来では、その地域のひとつは、後に資定と呼ばれる金融の中心地として栄えることとなります。

 

それはさておき、その論鈍が今回、2年に一回開かれる世界リクジョウという催しの舞台として選ばれ開催される予定になっていました。そこに旧石器時代を代表するアスリートたちが集い、己の力を発揮し、世界にその存在をアピールすることとなります。(その時代に、世界にどのようにそれが伝播していったかは謎とされています)

 

その世界リクジョウという大会の中で行われる競技はたくさんあり、そのなかで大人気の競技が「トウセキ」という、大きな石をどれだけ遠くに投げられるか、というものでした。

 

その競技の選手の中に、金屯(きんとん)という若者がいました。

 

金屯は小さなころから身体が弱く、当初、これを行うと健康でいられるよと、(街がその時代にあるかは置いておいて)街の石による示唆を受けて、石を投げ始めたのです。成績はなかなか優秀でしたが、優勝にはいまひとつといったところでした。それまでは、潜在能力は高いと評判でしたが、「自分自身の」実力を発揮するにはいたらずにいました。それでも彼は今回の大会にかけていたのです。

 

しかし、このトウセキという競技、身体への負担がとても大きく、競技終了後しばらくして、すぐ実力が落ちてしまうので、良い成績を収めるためには定期的かつ継続的に練習などをずっと行わなければなりません。基本止めるのは難しいとの説もあります。なんという過酷な競技でしょうか。練習後は身体のコンディションもそれなりによくいいのですが、能力と記録の数値を維持するためには、大会を泳ぐマグロのように、永遠に練習をし続けなくてはいけないので、大変な競技なのです。

 

金屯は考えました。

この競技で「自分自身の本来の力」を発揮するのは大変難しい。

どうしたら、優勝者となって金色の骨付き肉(芽樽と呼ばれる)を手にすることができるだろうか。私は伝説になりたい。

 

これは根本的に考え直さないといけないぞと、金屯。

 

あるとき、金屯は実力アップを根本からはかるために、初めて海の近くで合宿をはりました。この合宿で、自分は変わるのだ!という思いを胸に彼は練習を続けます。しかし、やはり身体への負担が大きく、トウセキの道は険しいものでした。

 

練習を止めると、すぐに競技の数値が悪くなってしまう。このままやり続けたらボロボロになりはしないか?そのような思いを片方に持ちながら、それでも、常に良い成績を出すにはどうしたらいいのだろう?と悩むのでした。

  

練習が一息ついて、そんなことを考えながら、疲れ切った身体を引きずるような足取りで、火曜サスペンス劇場のオーラス舞台のような岸壁をボーっと歩いていると、あろうことか、金屯は足を踏み外し、海の中に落ちてしまったではないですか。あら、大変。

 

金屯が落ちた海域は、ほかにはなかなか見つからないような、普通の場所ではなく、非常に豊かで理想的な生態系が存在していて、海流の流れも激しく、渦を巻いているようなところでした。

 

ちなみに、どこかでみたような気がしますが、それは横に置いて、そこは次のような海でした…

 

 

 

 

金屯は、海の水に流されながらも、「絶対、生還してやる!」との気持ちで、冷静に対応しようと頑張っていました。しかし、流れが激しく、海面から30mほど沈んでしまったときに、激流の中でその海の水を飲んでしまったのです。金屯は、彼がその時飲んだ量は30mlだったと正確に覚えていました。このことは今も謎とされています。

 

すると…

 

意識が遠のくなか…普通はそういう展開ですが、それどころか、自分の身体に力がみなぎってくるではありませんか。そのパワーで金屯は海面まで自力で泳ぎ、なんと、そのまま合宿のキャンプがはってある海岸まで苦も無く泳いでいったのです。

 

 

なんということだ!海に落ちる前はあんなに元気がなく、鉛のように身体が重かったのに、今はものすごく自分の中に生命力を感じる。なんだ、これは。

 

金屯は、命拾いしたその感動も忘れ、なぜそうなったか考え始めました。

 

もしかしたら、あの海水を飲んだからか?

 

聞くところによると、あそこにある海水は、他の海水と違うらしい。

 

なにやら、ミネラルだとかのバランスが生物にとって、人間にとってものすごく理想的だと誰かが言っていたな。しかし、あの海域の渦はスゴかった。あの渦の中にいると生命力というかエネルギーをもらったような気がする。身体の中の水分の質が変わったようだ。今でもパワーがみなぎってくる。これはスゴイ発見かもしれない…。

 

そう思った金屯は、そのことを忘れないようにして、トウセキ競技の練習を再開しました。そうすると、これまで投げられなかった石が、今までなかったような、ものすごい距離まで飛んでいくではないですか。終わった後も、全然疲れないし、もう猛練習する必要もないくらい自分の中の世界が変わってしまったようでした。

 

今まで石にどうしたらいいか問いかけて、その石が与えてくれたインスピレーションに従っていたけれど、自分の状態を確認するために時々問いかけるくらいで、もしかしたら今後はいいかもしれない。でも、我々は素人なんだから、石のいうことは尊重すべきで無視してはいけないからな。

 

とにかく、競技は今回を最後に引退しよう。

記録はいつか破られるし、伝説になれて、もう元気になって、当初始めた理由も無くなったら、もう満足だろう。不毛な世界から足を洗ういいチャンスだ。

 

しかし、不思議だ。

たかが海水、されど海水だが、

トウセキの検査記録が安定している。

これで優勝間違いなしだ。

それなら、トウセキの世界を超えることができるかもしれない。旧石器TBSでも視聴率がすごいだろうな。今から優勝インタビューの話を考えておこう。その時は、片腕を斜めに伸ばして、そっちを向きながら、もう片方の腕は曲げてポーズをとったらカッコイイかな。

ODAさんにも会えるかな。

金屯、すこし浮かれ気味です。

海水の浮力のせいでしょうか。

 

金屯は気を取り戻して考えました。

引退したら、あの海域の海の水を調べて、あのミネラルバランスとエネルギーをそのまま誰もが使えるように研究しよう。自分は海水をそのまま飲んだけど、普通の人がそのまま飲んだら脱水になってしまう。自分は特異体質なのかな。緊急事態だったし、まだ旧石器時代だから、まあ、いいか。Anyway, とにかく濃度が重要だ。

 

 

そうだ、直感でピーンと来たぞ。その海水は2つの濃度に分けたものをそれぞれ用意するようにしよう。

 

ひとつは、海水の必要な濃度を30%くらいにしたものにしよう。

これなら飲めるし、飲んだ人はパワーアップするぞ。

身体的、物質的なアプローチが得意なタイプといえるだろうな。

 

 

もうひとつは、身体の体液濃度に合わせたものにしたらどうだろう。

多少手間はかかるが、0.9%の濃度にすれば、体液と同じ濃度だし、身体の深い働きに静かに太く働いていくのではないだろうか。一種ホメオパシーっぽいともいえるな。これは、チャクラでいえば上位にはたらきかけ、メタフィジックス、精神的な部分への働きかけにも適しているタイプとなるだろう。エネルギーも、より高振動のものと共振しやすいかもしれない。

 

この2つがあれば、私のような身体が弱い人でも、毎日元気になれるぞ。

 

もし、2種類を1日に分けて飲むなら、さらに効果的ではないだろうか。

 

午前中に30%の方で、代謝を上げて、午後に0.9%を飲んで排出力を高めると、心身ともに非常に効果的に使えるのではなかろうか…

 

金屯は大分あの海水に対する理解を深めたようです。

 

 

それから3か月後、金屯は見事トウセキ競技で優勝し、すぐに引退を表明。そしてあの海水をさらに研究し尽くして、ついに先の2タイプによる「金屯水」として旧石器時代の多くの人々の健康に寄与し英雄となりました。

 

めでたし。めでたし。

 

※物語は、体験をいただいた方からのお話に着想を得た妄想、フィクションであり、かつエンターテイメントであり、他意はございません。

 

なお、上記の物語、登場人物とはまったく関係ないですが、こちらはクイントン水です。お間違えなきように。