大好きな濃いしょうゆ味のネギ入り卵焼きをのっけたお弁当を持って、川にきました。
冷たい風がビュウビュウふいてるけど、
「ネギ入りしょうゆ卵焼きのお弁当をたべる!」
ってだけで、うれしい気持ちがみちてくる♡
もちろん楽しさも喜びもあたりまえに感じるけれど、
それらはうっすらと
「わたしはどうしたらいいのか?」
という雲でおおわれていて、
水でうすめたジュースのようになってやっと自分に届く…みたいな感じでね〜。
そんなだから
いっしょうけんめいに自己啓発本を読んだり、アファメーションをしたり、ゆっくりお風呂につかったりして「自分をみたす系」のことをやってみたのだけれど、
なんだかどれもしっくりこなかったんですよね。
それもそのはず。
だっていちばんかんじんな、
「自分のちいさな願い」
をかなえてやっていなかったから。
それはたとえば、
足の指に赤いマニキュアぬってその上から金のラメラメにしたい!
(いまやってるやつです 笑)
とか
きょうこそ
昼までぐうぐう寝られたらいいのに…
とか
ほんのひと嗅ぎでいいから
どうしてもこうしても
潮風のにおいをかがせておくれー!!
とかとか
ほんとうにちいさな、
願いとすら気づかないぐらいの
ささやかなささやかな欲求。
どんなに小さくてもばかばかしくても
やってもなんのトクにもならん!
と思えたとしても
それらにはサッカーボールみたいに
形も手ざわりも匂いもあって、
知らんぷりすればするほど
スキマというスキマを
こじあけてでも出てこようとする。
魂のシャウトだから。
「ネギ入りしょうゆ卵焼きがたべたい!」
と思ったとき、
「えーー!めんどくさいじゃん。
ほかのを買ってたべたらラクだよ?」
と理性がささやいたんだけど、
この味のこの卵焼きは
ほかにかえられるものなどないんじゃー!!
って激しいさけび声がして、
あわてて卵を焼いたんだよね(笑)。
川に着くなり食べたんだけど
いやー、ほんっっとおいしかった!!
ウルトラ超級のしあわせ!♡♡♡
…なーんだ。
「自分をみたす」って
こんなカンタンでよかったんだ!
自分のかすかな声に耳をすまして、
「そのときできるベストのこと」をしたらいいんだよ
ってこと。
そのときのうれしさだったり
フンワリした気分だったり
「わたしよ、ありがとう!」
っていう気持ちなんかがいちばんの土台になって、
だんだんに自分の花が咲いていくよ
ってことだったんだね。
もー、そんならそうと幼稚園でおしえといてよー!!(笑)
衝動 うごめき
わけのわからない思いつき
自分のなかの小さな子どもの声
それらはみんな
わたしがわたしとして生きるための
だいじなささやき。