ゴッホ展 響き合う魂へレーネとフィンセント
私がアートを好きになったきっかけは、ゴッホだった。
未就学児の娘も、数ある絵の中からゴッホのひまわりには心動かされたようで、
その他もどこで見てきたのか、なんで耳切っちゃったの?とか
星の絵も綺麗だよね、などとわかったような事を偉そうに言っていたので、
ゴッホ展に連れて行くことにした。
16年ぶりに来日した糸杉や黄色い家はもちろん、
今回は初期のスケッチなども数多く、私はもちろん大満足。
娘は半分は飽きていただろうけれど(笑)、
本物を目の当たりにするという経験がなによりも大事なので、絵画のオーラを全身に浴びられたので、良し。
こちら、娘セレクトの絵葉書。
なぜか1番気になったのはルドンだそう。笑
ゴッホ展ですけどね!
農民や働く人を描き、
自然の中に人智を超えた強さと美しさを見描いたゴッホの眼差し、絵に向かう姿勢はやはり「祈り」にも似ている、と思う。
加島美術で開催中の「祈り展〜Inori」にも出ている棟方志功は、
ゴッホになりたいと油絵からスタートしたんだとか。
私たちの中にも脈々と息づく先人たちの祈りを、
作品から受け取って、今日を明日を生きる糧に。
「祈り展〜Inori」
加島美術で10月3日まで