2021上半期を振り返る。
今年も瞬く間に半分が過ぎていき、
振り返る暇もないままに、今日ここにいるのだけれど、
今年出会ったアートの中でも忘れられない作品たちを、
一旦ここで整理しようと、アルバムを遡ることにした。
今年、何度か出会った平子雄一さんの作品。
木が、コーヒーを片手にテーブルに座ってる図は、ある瞬間はクスッと笑えてしまうのに、
次の瞬間には物悲しくて。
まもなく東京都現代美術館でも展覧会が開催される横尾忠則さん。
わざと“版ズレ”にすることで、静が動に変わる妙。
初めて、神奈川県立美術館 葉山へも。
東京都美術館で開催中のイサムノグチ(こちらも早く行かねば!)が出迎えてくれた。
作品たちは、波の音に包まれていて
ここだけ、時が刻むことを忘れたかのようだった。
この半年間、緊急事態宣言期間も長かったので、
美術館よりもギャラリーに足を運ぶ機会が多かっただけに、
これまで知らなかったアーティストに出会うチャンスも増えた上半期だった。
→つづく